今までは、トーマスは学校が終わってからデイケアで6時まで過ごしていたのですが、
4年生になってからは、鍵っ子になりました。
こんな事ブログに書いて誘拐だのなんだのってなったら恐ろしいと思い、
今まで書かずにいましたが、まあ、大丈夫でしょう^^
日本の感覚だと、もう小さい頃から鍵っ子って言うのはよく聞く話で、
都会に住んでいたら、一人でバスや電車を乗り継いで学校にいく子はたくさんいると思うのですが、
アメリカは少し違います。
その州によって、子供が一人で家にいることが出来る年齢が違うと思いますが、
私達の住んでいる州の法律で言うと、トーマスは一人でお留守番出来る年齢です。
それで本人の希望もあり、今年からデイケアはやめて、スクールバスで帰ってくることになりました。
そして、これもまた賛否両論あると思いますが、
10歳になったのを機に、携帯を持たせました。
(学校では授業中は使えない事になっています)
そんな小さいうちから携帯?と思う人もいるかも知れませんが、
実際に両親共稼ぎで子供が鍵っ子の場合、携帯は必需品だと思います。
なので、トーマスの周りでも携帯を持っている子は結構多いです。
私達も携帯のGPSでトーマスの居場所を確認できるし、
スクールバスも家の前でおろしてくれて、そこからは家の外、そして中にもカメラがついていて、
家に入ってからはセキュリティーアラームをするので、まあ、それなりに安心です。
トーマスが家に帰ってきてから先ず最初にすることは勉強。
それが終わるとゲームをしたり、オヤツ食べたり、シャワー浴びたりしてリラックスしています。
今までは、私も会社が終わると、一目散にデイケアに駆けつけ、
渋滞に巻き込まれて6時までに迎えに行けないことも数回ありましたが、
今となってはそんな日々も懐かしい。
生後7週目からデイケアに預けてきたので、
デイケア最終日は私もきっといろんな意味でエモーショナルになるかも、と思っていましたが、
へりが行ってくれたので助かりました。
この10年間で、ケアプロバイダーを4回変えましたが、
どのデイケアも、どの先生もほんとみんないい人達ばかりで、
感謝してもしきれないと思っています。
この10年間で、デイケア代だけで軽く日本円で1000万円は払ったと思いますが、
その価値は十分にありました。
もちろん、赤ちゃんだった頃のトーマスと過ごした時間は、
専業主婦のママよりはずっと少なかったと思いますが、
私達にとって、それは決して悪いことだけではなく、
お互いにそこから学んだことはたくさんありましたし、
愛情の深さや絆は、誰にも劣らないと思っています。
デイケアを卒業したのも、携帯を持たせたのも、
親と子の間に、きちんとした信頼関係があるから出来た事。
もちろんこの先、ティーンになったらまた違うと思いますが(笑)
まあ、それも成長の過程なので、注意してみていきたいと思います。