みんな何かを抱えて生きている | 雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

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在米26年。 アメリカ人旦那との間にティーンのハーフの男の子がいます。 アメリカの企業で企業管理者として勤続24年、本業と共にサイドビジネスを起業し、早期リタイヤ目指すワーキングマザー。 そんな私のごくふつ~の日常日記です。

子供も子供なりにいろいろ抱えて生きてるんだな~って言う話です。

 

先日、トーマスと話をしていて、

 

スクールバスは誰の隣に座るの?なんて話からこんな話になりました。

 

今まではジャスティンとサムと一緒に座っていたけど、

 

最近彼ら二人がちょっと口論になって、それ以来気まずくて、

 

ジャスティンとサムはバスの中で一緒に座ることはなく、トーマスも他の子と座っているとのこと。

 

10歳児ってどんな口論をするんだろう、とちょっと興味が湧き聞いてみました。

 

ジャスティンは両親が中国人なのですが、

 

自分がこのアメリカでマイノリティーとして生きていることは難しいと主張し、

 

それに対してサムは、両親が離婚したという環境に住んでいる自分のほうがもっと辛い人生を生きていると主張。

 

それで二人ともお互いに、「俺のほうが大変だ、オマエには俺の気持ちはわからない」と譲らなく口論になり、

 

結局和解することなく終わったとのこと。

 

なんと重いテーマ・・・

 

まあ、確かに、人って本当にその人と同じ立場になってみないとわからないことってありますからね。

 

10歳と言えど、立派な一人の人間。

 

いろいろ思うことはあるのでしょうね。

 

二人についてどう思うのか、トーマスに聞いてみました。

 

ト 「離婚のことはわからないけど、ジャスティンについては、僕も日本人だけど、

 

そんな風に思ったことは一度もないよ。

 

アメリカと日本の血が半分ずつ入っていることにとっても誇りに思うし、

 

それは僕にとってディスアドバンテージではなく、アドバンテージだからね。」

 

と言いながら、なぜか尻ふりハッピーダンスを始めてけらけら笑い始めました(笑)

 

よかった。

 

この子は、この先、誰かにアジア人であることをバカにされたとしても、

 

きっと自分なりに対応できるキャラクターを持ち備えている、と思いました。

 

ジャスティンにしろ、サムにしろ、

 

みんないろいろ抱えて生きていると思いますが、

 

それをサポートしてくれる大人がいるといいな~なんて思いました。

 

 


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