深読みする女 | 雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

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在米26年。 アメリカ人旦那との間にティーンのハーフの男の子がいます。 アメリカの企業で企業管理者として勤続24年、本業と共にサイドビジネスを起業し、早期リタイヤ目指すワーキングマザー。 そんな私のごくふつ~の日常日記です。

トーマスがローラの家に泊まりに行く時、

 

必ずと言っていいほど、親戚の子、ジョーダンも呼んで一緒にお泊り会をしています。

 

きっと、トーマス一人で泊まりに行くよりも、

 

年の近い子が一緒にいたら、兄弟感覚で楽しいだろうと言うローラの心使いだと思います。

 

この子の事は以前ブログに書いたことがありました。

 

子供に振り回される

 

親戚の子、ジョーダン(仮名、11歳)。

 

前回泊まりに行った時、ジョーダンに

 

「オマエはバカだ」とか、「オマエはゲイだ」とか、言われたらしく、ショックを受けていました。

 

私は実際にその場にいたわけではないので、それがどういう状況で言われたのかわかりませんが、

 

バカくらいはまだ冗談でも、セクシャリティーに関することは例え冗談でも言うべきものではない、と思いました。

 

トーマスには、そういう事は人に言っていいことじゃないけど、

 

きっと彼も悪気があって言ったのではないと思うし(と思いたいし)

 

実際にその言われたことは、トーマスには当てはまらない情報なので(バカでもなくゲイでもないので)

 

気にすることはないと言ったのですが、

 

なぜかとても傷ついたようで、後日、日を改めて思いだし泣きをしていました。

 

((((;゚Д゚)))))))

 

トーマスは時々こういうセンシティブな面を見せることがあります。

 

私はそこまでジョーダンの母親と親しいわけではなく、実際私たちはそこにはいなかったので、

 

この件に関しては今度ローラに会った時に相談してみようと思います。

 

トーマスは普段、学校やデイケアで、いい友達に恵まれていて、

 

こんな風に言われたことがなかったから、初めてのことで傷ついたのだろう、と思っていました。

 

でもふと、「なんでこんなにショックを受けたんだろう?」と思い、

 

もうすぐ思春期になるトーマスはひょっとしたら、自分がゲイかもと思い始めて、

 

それを指摘されて傷ついたのだろうか?と思い、聞いてみました。

 

私 「人が人を好きになることは素晴らしいことだから、

 

もし、トーマスが男の子を好きなんだったら、それは素晴らしいことだからね。

 

トーマスは、女の子より、男の子のほうが好き?」

 

するとトーマスが言いました。

 

ト 「ううん。男子に恋愛的興味はないよ。」

 

私 「じゃあ、女の子に興味がある?」

 

ト 「うん、でも大きくなるまでガールフレンドはいらない」

 

なんだ、私の深読みだったのね?

 

そう言われてみたら、この子は昔から金髪ブルーアイのチアガールみたいな子が好きだったわと思い出しました。

 

ロクでもないメリケンビッチに捕まるくらいなら、

 

ゲイの男性の方がよっぽど誠実かもとまた変な深読みしたり(やめなさい)

 

子供同士の事ですが、そこに第三者がいない場合、

 

いくら自分の子供を100%信用しているとは言え、

 

相手の言い分も一応聞いてみないと、一概に相手を非難できませんから、こういうのは結構面倒です。

 

まあでも、トーマスが人を傷つける方ではなく、傷つけられる方でまだよかったと思いました。