トーマスがローラの家に泊まりに行く時、
必ずと言っていいほど、親戚の子、ジョーダンも呼んで一緒にお泊り会をしています。
きっと、トーマス一人で泊まりに行くよりも、
年の近い子が一緒にいたら、兄弟感覚で楽しいだろうと言うローラの心使いだと思います。
この子の事は以前ブログに書いたことがありました。
親戚の子、ジョーダン(仮名、11歳)。
前回泊まりに行った時、ジョーダンに
「オマエはバカだ」とか、「オマエはゲイだ」とか、言われたらしく、ショックを受けていました。
私は実際にその場にいたわけではないので、それがどういう状況で言われたのかわかりませんが、
バカくらいはまだ冗談でも、セクシャリティーに関することは例え冗談でも言うべきものではない、と思いました。
トーマスには、そういう事は人に言っていいことじゃないけど、
きっと彼も悪気があって言ったのではないと思うし(と思いたいし)
実際にその言われたことは、トーマスには当てはまらない情報なので(バカでもなくゲイでもないので)
気にすることはないと言ったのですが、
なぜかとても傷ついたようで、後日、日を改めて思いだし泣きをしていました。
((((;゚Д゚)))))))
トーマスは時々こういうセンシティブな面を見せることがあります。
私はそこまでジョーダンの母親と親しいわけではなく、実際私たちはそこにはいなかったので、
この件に関しては今度ローラに会った時に相談してみようと思います。
トーマスは普段、学校やデイケアで、いい友達に恵まれていて、
こんな風に言われたことがなかったから、初めてのことで傷ついたのだろう、と思っていました。
でもふと、「なんでこんなにショックを受けたんだろう?」と思い、
もうすぐ思春期になるトーマスはひょっとしたら、自分がゲイかもと思い始めて、
それを指摘されて傷ついたのだろうか?と思い、聞いてみました。
私 「人が人を好きになることは素晴らしいことだから、
もし、トーマスが男の子を好きなんだったら、それは素晴らしいことだからね。
トーマスは、女の子より、男の子のほうが好き?」
するとトーマスが言いました。
ト 「ううん。男子に恋愛的興味はないよ。」
私 「じゃあ、女の子に興味がある?」
ト 「うん、でも大きくなるまでガールフレンドはいらない」
なんだ、私の深読みだったのね?
そう言われてみたら、この子は昔から金髪ブルーアイのチアガールみたいな子が好きだったわと思い出しました。
ロクでもないメリケンビッチに捕まるくらいなら、
ゲイの男性の方がよっぽど誠実かもとまた変な深読みしたり(やめなさい)
子供同士の事ですが、そこに第三者がいない場合、
いくら自分の子供を100%信用しているとは言え、
相手の言い分も一応聞いてみないと、一概に相手を非難できませんから、こういうのは結構面倒です。
まあでも、トーマスが人を傷つける方ではなく、傷つけられる方でまだよかったと思いました。