その選択に迫られた時 | 雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

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在米26年。 アメリカ人旦那との間にティーンのハーフの男の子がいます。 アメリカの企業で企業管理者として勤続24年、本業と共にサイドビジネスを起業し、早期リタイヤ目指すワーキングマザー。 そんな私のごくふつ~の日常日記です。

難しいサブジェクトだと思うので、書くか書くまいか迷ったのですが、

 

私の意見を書きたいと思います。

 

毎週見ている、ドラマ、コウノドリ。

 

前回のテーマが「出生前診断」でした。

 

私がトーマスを妊娠した時、私は33歳で、決して若い年齢ではありませんでした。

 

もう約10年前の事ですが、

 

私たちは、あえてダウン症のテストは受けませんでした。

 

理由はへりの言った一言。

 

「結果がどうであれこの子に対する愛は変わらない。

 

だから、テストを受ける必要がない」

 

多分これは、アメリカ人らしい発言ではあると思いますが、

 

それと同時に彼らしい一言だなと思いました。

 

「私はこの人の子供を授かることが出来て幸せだ」

 

と心から思ったのを覚えています。

 

誤解のないように言っておきますが、

 

人それぞれ、価値観、そして生活環境が違うと思うので、

 

私は人様の決断、選択をジャッジしているわけではありません。

 

障害を持つ子の親でない私に何がわかるのか、

 

そう思われるかも知れません。

 

もしトーマスが障害を持って生まれてきていたら、

 

今までと同じ生活ではなかっただろうし、将来の不安もたくさんあったことでしょう。

 

でも一つだけ言えることは、例えもしそうだったとしても、

 

トーマスに対する私の愛は変わることはなかった、と言う事。

 

きっとどの親御さんもそうだと思います。

 

人生の幸せはみんなそれぞれ人によって違うでしょう。

 

ヘリのように、健康に恵まれて生まれてきても、

 

その育った環境で、大変な子供時代を過ごし、

 

自分は幸せではなかった、と感じる人もいます。

 

そう思うと、改めて、人は一人では生きては行けない。

 

誰かの温もりとか愛情、そしてその選択をサポートしてくれる人がいるという事が、

 

明日への未来に繋がると思いたいです。

 



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