私の働いている会社は、州内に35店舗あるのですが、
お店同士、お互いにクリスマスカードを送りあっています。
アメリカ人って好き嫌いがはっきりしている人が多いので、
と言うか、私から言わせてもらえば、子供かっ!と言いたくなるのですが、
多くの日本人のように、例え苦手な人がいてもそれは心の中にしまいこみ、
仕事の上では冷静を装う、と言う事をしません(笑)
例えば犬猿の仲のステファニーとキャロル。
どちらもマネージャーなんですが、キャロルがステファニーに一枚のクリスマスカードを送りました。
それと全く同じデザインのカードが本社にも送られてきたので、ここに写真載せます。
なんの変哲もない、サンタがHO HO HO!と言っているこのカード。
ところが、ここにキャロルがとんでもないことをしでかしました。
HO HO HO!の最後のHO!を黒丸で囲い、
これがアナタ自身を表しているわ!と書いたのです。
(((( ;°Д°))))
挑戦状かっ!
ちなみに、HOは、売春婦、ヤリマ、のような意味を持ちます。
このカードが送られてきたステファニーは冗談とは受け取れず、
特に彼女は熱心なクリスチャンなので、そういう意味でも侮辱されたと言って、
本社に電話をかけてきてきました。
ちなみに、キャロルはシェリーのお気に入りの一人で、
ステファニーはどちらかと言うと面倒くさいタイプの女で、会社でもステファニーを嫌う人は多いんです。
シェリーがどういう対応をするのか、お手並み拝見と思い聞き耳立てていた私ですが(何様?)
直ぐにキャロルの上司に連絡をして、キャロルに警告書を出させました。
おお~!やるじゃん、シェリー。
きっと私もそうしたと思うわ。∑(゚Д゚)
例えステファニーが会社の問題児だとしても、
これはちょっと度が過ぎています。
私とジャネスは、きっとシェリーの事だから
なんやかんや言ってお気に入りのキャロルの肩を持つだろうと思っていましたが、
さすがにこれはかばいきれないレベルで、
「人を侮辱するような事をすべきではない」との判決(え?)が出ました。
その後、キャロルはシェリーに電話をしてきて、
あのカードはステファニー宛ではなく、大親友のエンジェルに冗談で送ったつもりが、
間違ってステファニーに届いてしまったと、苦しい言い訳をしていました。
シェリーは、「あら、そうだったの?それは笑えるわ」みたいに言っていましたが、
私は勇気を出して(笑)
「こういうのは、個人レベルでは冗談でいいかも知れないけど、
ビジネスで送りあうカードとしては、例え相手が誰であろうと控えたほうがいいと思う」
とぶっこんでおきました。
ってかほんと、みんなバカなの?
こういう事しているのが30代、40代のいい年こいたおばちゃんってのがまた厄介です(笑)
まあでも正直、HO!の件は上手い事言ったなと、心の中で座布団一枚あげましたが∑(゚Д゚)やめなさい


