会社のジャネスは本当にお母さん思いの子です。
ジャネスは今一人暮らしをしていて、
お母様は旦那さんと一緒に暮らしているのですが、
形だけは結婚しているものの、結婚生活はもう何十年も前から終わっていて、
でもお母さんはそれこそ昔の人なので、離婚と言うことはせず、ここまで来たみたいです。
まあ、正直、ここまで来たら、ペーパー上だけでも結婚していた方が旦那の死後、
財産が全部手に入る、という感じらしいですが(笑)
お母様はまだ元気なのですが、今元気なうちにジャネスがお母さんと同居し、
最期を看取る、と言うことで、最近二人で暮らすようのコンドをジャネスの妹さんが購入。
遠くに住んでいる妹さんは、お母さんの面倒を見ることは出来ないけど、金銭的余裕がある。
一方ジャネスは、金銭的には面倒を見ることが出来ないけど、
身の回りのお世話をする、と言うのが姉妹の間の約束らしいです。
ジャネスは、まだ49歳なのですが、独身で、
モテモテな彼女なので、引く手あまたなんですが(笑)
自分の私生活よりも、お母さんが最優先、
その為には自分の私生活は二の次で、
それを理解してくれる人じゃないと結婚はしない、
そして付き合わないと言っています。
人それぞれ、いろんな考え方がありますが、
私は自分の人生しか考えず、若気の至りでさっさと結婚してこんな遠くに来てしまったんだ、
と改めて思い知らされます。
もちろん、日本の私の両親も、自分たちの老後に不安はあれど、
子供である私の幸せを一番に考えてくれているので、
自分たちの感情を私にシェアーすることは控えているでしょう。
私も自分の老後を考えた時、
もしトーマスが近くにいてくれたらこんなに嬉しいことはありませんが、
彼の幸せを一番に考えて優先させてあげたいと思うと思います。
私の幸せを願ってくれている両親に感謝するとともに、
ジャネスのお母さんに対する思いとか、言動を目の当たりにするたびに、
同じ事が出来ない私の状況を思い、心が痛むのも事実です。