去年の日本への里帰りで1つとても心残りな事がありました。
それは、祖父の形見である純金の指輪をなくしてしまったこと。。。
その指輪は70年前の当時で5万円くらいした純金の指輪らしく、
祖父から父にそして私の代を吹っ飛ばして(笑)
父からトーマスへと受け継がれた大切なモノだったんです。
もう本当に神隠しのようになくなりました。
パスポートと一緒にいれておけば、絶対になくさないと思い、
パスポートを入れるところに入れて、チャックをしめ、
それを首からぶら下げると言う、なんとも田舎者スタイルで臨んだ成田空港(笑)
何かの拍子に落としてしまったようです、多分。
結構ゴツい指輪だったので落としたら気付きそうなものなんですが。。。
その場にいた係のおじさんにも一緒に探してもらったり、
その後、ゲートに入ってからもグランドホステスの人に私の拙い日本語で説明したんですが(え?)
「そういう情報(指輪の落し物)は聞いてません」
と結構軽く返され、
なんだよ、日本人ってこういう時もっと親切なんじゃないの?
アメリカ人対応かよっと、イラッとしたり(やめなさい)
私は自分で言うのもなんですが結構しっかりした性格でモノをなくすってことは滅多にないのですが、
よりにもよってこんな大切な指輪をなくしてしまうとは。
なってしまったモノはもう帰って来ないし、まだ父には言っていないのですが、
きっと父のことだから絶対に私を責めることはしないでしょう。
そしてトーマスも失くしてしまったのは、
マミーと僕の二人の責任だねと言ってくれ(本当は100%私の責任ですが。汗)
いやいやいこれは管理していた私の責任なのに本当に申し訳ない。
ただでさえも帰りのフライトはいろいろ思うことがあって気分が落ちていると言うのに、
この指輪紛失事件で最後は心残りな旅となりました。
このブログの下書きは、その帰りの飛行機の中で書いたのですが、
あれから半年たった今、やっとこのブログをアップ出来るまで心が回復しました(重っ)
本当に大切なものは、その人との思い出や、心の絆であり、
そういうモノは私たちの心の中から消えることはない、と思うことにしました^^