特別なハグ | 雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

在米26年。 アメリカ人旦那との間にティーンのハーフの男の子がいます。 アメリカの企業で企業管理者として勤続24年、本業と共にサイドビジネスを起業し、早期リタイヤ目指すワーキングマザー。 そんな私のごくふつ~の日常日記です。

アメリカの学校では、学期ごとにAwardがあります。

親も招待され、朝の全校朝会で、

学業でいい成績をおさめた子をみんなの前で表彰するんですが、

ありがたいことに毎学期、トーマスも表彰されています。

私もへりも、朝は仕事に行く前の忙しい時間を抜けてこの表彰式に行くので、

式が終わると、速攻で会社に向かいます。

でも、中には式が終わった後に、子供たちのところに行き、

ハグしたり、先生たちとちょっと立ち話する親御さんもいるんですよね。

それで、今回、トーマスにこう言われました。

ト 「式が終わったら、マミーとダディーとハグしたい。

   みんなハグしているのに、僕だけいつもハグ出来ないもん。」

いや、トーマスだけハグできないって言うのは、ちょっと話盛ってると思います^^

それで、今回はちょっと時間取って、

トーマスとハグをしてから会社に行こうと思っていたのですが、

こういう時に限って、どうしても時間内に出勤しなければいけない事情が出来てしまったんです。

それで式が始まる前にトーマスにこう言いました。

私 「式が終わったら、トーマスとハグする時間がないかも知れないから、

   今のうちにハグしておくね。I love you and I am so proud of you」

それでぎゅーっとハグをして、式を迎えました。

いつもならささっと終わるはずの式でしたが、

こんな時に限って、式の前に4年生のいらん発表会があり(やめなさい)

時間はどんどん押していきます。。。

それでいつもより遅い時間に式が終わり、

やっぱりハグする時間はなかったけど、始まる前にハグしたから大丈夫かな?と思い、

足早に体育館を後にしました。

すると、後ろからトーマスが息を切らして走ってきて、

とびっきりの笑顔で私にハグをしてくれました。

ハグなんて、毎日している日常の行為なんですが、

この日のハグはこの子にとっては特別なものだったのかと思うと、とっても愛おしくなると同時に、

いつも仕事でこの子に100%時間を注げていない自分に罪悪感を感じたり。

それでも生きていかなければならないので、仕事は辞められません(貧乏か。笑)

と言うのは冗談で、やっぱり仕事が好きなので辞めたくないんですよね^^

式の間も、何度か体育館の後ろにいた私とへりのほうをちらちらと見て、

Awardのリボンを見せてくれたトーマス。

こういうちょっとした、いや、大きな幸せが、私の生きる希望です。




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