あんまりこのブログには登場しませんが、
私の働いている会社の副社長、マーク。
ちなみに副社長のマークと社長は兄弟で、マークはシェリーの叔父にあたります。
小さい会社なんで、別に私の肩書はマークの秘書ではないのですが、
いろいろ彼のパーソナルな用事をお願いされたりします。
マークもIphoneを持っているのですが、
Iphoneで自分の日程や、人の電話番号を管理することはなく、
いつも私に聞いてくるので、冗談で
「私はマークのSiriじゃないからね?」とからかっています(笑)
つい先日も、マークの義理のお母さんが亡くなったと言うことで、
お葬式に会社名義で花を送って欲しいと言われ、花を送ることに。
そして、どうやら彼は義母にとって、テディベアのような存在だったようで、
その思い出として、テディベアも一緒に送って欲しいとの事。
アメリカで誰もが知っている大手のオンラインフラワーデリバリー会社、
1800フラワーと言うサイトがあるのですが、
既に会社のアカウントもあるし、そこからオーダーすればいいや、
なんて暢気に構えていました。
ところが・・・
いざ、オーダーになり、送り先のジップコード(郵便番号)を入れたら、
このジップコードには配送できませんとの事。
マジか・・・
どうやら、このお葬式をする町はあまりにも田舎すぎて、
さすがの1800フラワーですらその地域のデリバリーはしないとの事。
しょうがない、葬儀場の近くにある、ローカルな店を探すしかないのか・・・
そう思って葬儀場のサイトをみると、
提携している花屋があったので早速そこからオーダーすることに。
ところが・・・
ここら辺がいい加減なアメリカ、そして田舎って言うのもあるのですが、
金曜日のお葬式で、花とテディベアをオーダーしたのが火曜日。
オーダーした時点では、木曜日にデリバーされる予定でしたが、
木曜の朝になっても「Processing」と表示されているまま。
(((( ;°Д°))))
それで心配になって木曜の朝、カスタマーサービスに電話してみると、
どうしてかわからないけど、今の今までまだオーダーが処理されていなかったとの事。
ふざけんなボケっ( ̄□ ̄;)
カスタマーサービスの女性いわく、
これから用意して早急に手配するので金曜日のお葬式には間に合うだろうとの事。
って言われても、本当に間に合うのかは定かではありません。。。
花はローカルデリバリーなので大丈夫だと思うのですが、
テディベアは、他州からの郵送なので、
金曜日の到着とは言っても、お葬式に間に合うかは確率的には50/50です。
アメリカのいい加減さに慣れている私でも、
さすがに葬式の花、そして思い出のテディベアが用意できないのはちょっとと思い、
私が悪いわけではないのですが、久々にものすごいストレスを感じました(汗)
それでひょっとしたらベアが間に合わないかも知れないことをマークに伝えると、
マ 「大丈夫だよ。もしテディベアが届かなかったら、
僕がテディベアの代わりになって花の横に立つから。
本物のテディベア(マーク)が横にいたらお母さんももっと嬉しがると思う。
だからもし届かなくても心配しないで。」
と、とびっきりの笑顔で返してくれました。
ありがとうマーク!。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
これで間に合わなかったら、私、アナタのSiri失格だわ><(はい?)
それからまたいろんなすったもんだがあったのですが、
無事に葬儀1時間前にテディベアも間に合いました(ほっ。)
一時はSiriの首が飛ぶ覚悟もしましたが(冗談です。笑)
マークの懐の大きい一言に救われました。
こういう時、その人の本当の人柄、
人間としての器の大きさが出る気がします^^
国際恋愛・結婚 ブログランキングへ
にほんブログ村