慈悲の精神と私の心の葛藤 | 雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

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在米26年。 アメリカ人旦那との間にティーンのハーフの男の子がいます。 アメリカの企業で企業管理者として勤続24年、フルタイムで働いているワーキングマザーです。 そんな私のごくふつ~の日常日記です。

アメリカに住んでいると、経済的に困難な人を支えるチャリティー、

ボランティア団体が多くあります。

特にホリデーシーズンはそういう活動も盛んになり、

会社や学校でも、子供にクリスマスプレゼントを買うのが困難な人を手助けすることがあるんです。

例えばうちの会社の例で言うと、そういうボランティア団体を通して、

経済的に困難な人をアダプトするのですが、

彼らに何が欲しいのか、もしくは必要なのかをリストにしてもらい、

それを買って送ってあげると言う。

何家族かをアダプトしたのですが、

私の心に深く残っご家族は、旦那さんが脳腫瘍で1週間後に手術を控えていると言う家族。

そして、アメリカにはほんと多いシングルマザー。

一生懸命に働きながら一人で子育てしたり、

病気と闘っている人は私も手助けしたいと思います。

でも、中には子供が7人いて経済的に困難ですと言うご家族。

正直、そりゃ7人もいたら大変でしょうね。

でも、7人産んだ時点でそれは覚悟の上だったはずでは?と思ってしまいます。

正直私だって経済的な問題を考えないでいいのならあと数人くらい子供が欲しいです(本当か。笑)

トーマスへの数多くのクリスマスプレゼントを見ながら、

中には必要最低限な物を買うのも困難な人がいる中で、

こんなに贅沢させる必要はあるのか?と思ったり。

その反面、私は自分が一生懸命働いたお金で

自分の子にプレゼントを買ってあげているのだから、

何も罪悪感を感じることはない、と思ったり。

正直、プレゼントの多さは、子供が喜ぶ顔が見たいって言うのが一番ですが、

もう一つは、自分はこれだけのモノを子供に与えてあげる経済力があるって言う

親のエゴだったり自己満足だったりもしますよね^^

でも、そう思ったら、私は慈悲の精神が低い、

所詮、自分のことしか考えられない人間なのかなと思ったり。

トーマスの学校でクリスマスのチャリティー募金があって、

そこでお金を寄付したのですが、

自分の子にはこの何十倍のお金を使っていることを考えると、

私もまだまだ人間が小さいなと思ったり。