心のトラウマ | 雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

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1998年、国際結婚を機に渡米。 アメリカの企業で企業管理者として勤続25年。本業と並行して、英会話コーチしています。バリキャリアラフィフ女の笑える日常生活をアメリカからお届けします!私の詳細についてはプロフから!

先日、義母ローラと話をしていた時のこと。

ローラは2年前からずっと精神科通いをしていて、

精神安定剤も一生のみ続けるつもりだと言っています。

ストレスの多い人生なので、私は一生手放すつもりはないと。

なんとなく彼女らしい発言と言うか^^

ちょっと話しは本題からそれるのですが、

アメリカだとこんな風に精神科に通ったり、

かかりつけのホームドクターで精神安定剤を処方してもらったりって結構普通なんです。

もちろん薬の服用なしで精神的な問題を解決できればそれに越したことはないと思うのですが、

時には心と体が上手くファンクションしないことも長い人生の中であります。

私のように病気もストレスも全て気合で治ると思っている鉄の女でも、

時には心と体が追いつかなくなることがあるのです(笑)

話を本題に移しますが、ローラは去年、数週間精神病院に入院していて、

これは後日談として彼女から聞いた話なんですが、

入院中は外部とのコンタクトを経つ為に、携帯没収、インターネット、TVもなし、9時消灯。

じゃあ一日何をするかと言うと、とにかく売店で買い物して食べる(笑)

それが唯一の楽しみだったらしく、大分太ったそうです。

そして、ミーティング、カウンセリング。

リクリエーションは唯一あったカード(トランプ)で、ポーカーをすること。

そのポーカーをしている時に他の患者さんとの時間が持てたらしいのですが、

その中の1人の女性、彼女はローラとほぼ同い年だそうで

きっと50代だと思うんですが、未だに子供の時に経験したトラウマが原因で、

こうやって心を病んでいるらしいのです。

それは、幼い頃に受けた性的虐待。。。

この女性、結婚して子供も授かったらしいのですが、

あれから何十年もたった今でもなお、あの時の虐待に苦しめられているという。。。

毎日その事を考えて怯えて暮らしているわけではなく、

何かちょっとしたきっかけ、例えばそれはその時の記憶の中にある情景だったり、

音だったり、ニオイだったり、そんなものを思い出した時に

それが引き金となって未だに苦しんでいるらしいです。

私が以前精神安定剤に頼った時は、日本の家族の死が原因で、

急に死について恐怖感を覚えたりしたのですが、

早めに薬を飲んだのがよかったのか、(早めのパ●ロンのように言うなって?笑)

その経験から、また新たに生きていることのありがたさを実感でき、

今では死の恐怖よりも今日という日の尊さに感謝できるようになったので、

今こうしてまた元気に生活しています。

人それぞれ、いろんな心の葛藤、トラウマ、悩みがあると思いますが、

それを乗り越えて、また私達が明日を見つめて明るく生きて行ける日がきますように。。。




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