当たり屋 | 雨の日も風の日も IN アメリカ

雨の日も風の日も IN アメリカ

在米25年。 アメリカ人旦那との間にティーンのハーフの男の子がいます。 アメリカの企業で企業管理者として勤続22年、フルタイムで働いているワーキングマザーです。 そんな私のごくふつ~の日常日記です。

日本の会社で働いたことがないのでアメリカの話になるのですが、

大体どの会社でもWorkers comp(労働者災害補償保険)って言うのがあって、

仕事中に怪我をした場合、この保険に入っているとその治療費、

そして入院などして働けなくなった場合、その分のお給料が保険会社から出たりします。

で、この怪我なんですけどね?

うちの会社はほとんどがデスクワークで、ストアーでもたまにカウンターにつくくらいで

全然体を使った重労働ではないんです。

でも、このWorksCompのクレームを出す人が結構多い。

例えば、

ファイリングしている時に3つの引き出しを同時に開けたら

そのファイルキャビネットが全部体のほうに倒れてきて腰痛めたとか。

バカじゃね?
( ̄  ̄)(オイ)


大体引き出し3つも同時に引いたらそうなるに決まってるじゃんっ( ̄□ ̄;)!!

この他にもゴミ出しに行く時に手を捻ったとか、

トイレで転んだとか、ほんとどうしようもない理由で怪我をし(オイ)

そしてこのファイルの女もゴミ出しの女もトイレの女も

ぜ~んぶMedical Leaveとなってまんまと休職。

でも休職中も保険会社からお給料が入ると言う。

私は勝手にこういう人たちを当たり屋と呼んでいます(オイ)

でも、ほんといるんですよ、こういう人。

保険会社からのアドバイスで、

新しく人を雇う場合は事前にWorkers Comp screeningをすること、

そして怪我をした際に病院でPost accident drug testをすることにしました。

ようは雇用前にその人が過去に労働者災害補償保険を申請したことがあるか否かを調べ、

もしあった場合は他に理由をつけて不採用にする。

既に雇用されている社員が怪我をした場合、

怪我をして保険を申請する前に医者でドラッグテストを受けてもらい、

もしその人がポジティブな場合、州の法律により保険の申請が出来ないことがあることを

社員に予め了承してもらう、ということです。

ちなみにこのファイル、ゴミ、トイレ女の過去を調べてみたら

案の定、3人とも前科がありました。

たまにいるんですよね、こういうことをしてお金をふんだくるヤツラ。

そして3人とも入社して数ヶ月で怪我してるし。

オマエらプロか
((( ;゚Д゚)))ガクガク


私個人的な意見ですが、きっとこういうことをしながら生活している人は

畳の上では死ねないと思いますけどね( ̄_ ̄*) Σ(゚д゚;)




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