日米マネージメントの違い | 雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

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1998年、国際結婚を機に渡米。 アメリカの企業で企業管理者として勤続25年。本業と並行して、英会話コーチしています。バリキャリアラフィフ女の笑える日常生活をアメリカからお届けします!私の詳細についてはプロフから!

社長は私にいつも言います。

「オマエは働きすぎだ」と。

「もっと部下を使って彼らに仕事をさせ、オマエはその管理をしろ。

そうしたほうが、いつオマエが休暇をとりたかったり、

早めに仕事をあがりたい日があったとした場合、

いつでもそうできる状況を作れる。

オマエがいないと周りの人間が働かないという状況を作るな。

管理職につく人間は、そこにたどり着くまでに

既に会社から努力とその勤勉さを認められて昇格したのだから、

他の社員と特別な優遇を受けるのは当たり前だし、

そしてその特権を大いに使うべきである」と。

まじか?( ̄_ ̄*)

いや、本当にありがたいんですけどね。

しかし、日本人で昭和な女の私からしてみたら

お金をもらっているんだから、

その分きっちり働かないと申し訳ないって思ってしまいます。

私の中で、親が子の鏡であるように、

いつでも上司は部下のお手本であるべき、と思っています。

なので、昭和の女は朝は誰よりも早く出勤し、

コーヒーをいれ、時にはゴミ出し、トイレ掃除をし、

ランチ休憩もほとんど取ることもなく、

早めに仕事を切り上げて家に帰るなんて、

この12年間の中で1度もやったことがありません。

社員に、仕事中は携帯を使うな、

インターネットは私用で使ってはいけない等と

言っている会社側(もしくは上司)が、

先ず彼らのお手本にならなくてはいけないと思うので、

極力自分はそういうことをしないようにしています。

(その割には毎日ブログ書いてるけど。爆)

なので、社長からみたら、

こんな馬車馬のように働く昭和の女は、

彼の言うところの理想の上司ではないのかもしれません( ̄_ ̄*)

人を上手く使いきれていない=管理&監督能力の欠乏=ダメ上司

きっとこれも文化の違いなのか?

と、なんとなく暗くなっていたのですが、

昨日ある人に、

「この12年間、誰もあなたのことを悪く言う人を聞いたことがないわ。

社長もあなたを高く評価していて、あなたのことをとってもシャープでスマートだと言っているわ。

あなたがいると、周りにいい緊張感を与えるのか、

社員がいつもより真剣に仕事に取り組んでいるわよ。」と言われ、

やっぱり私が思って貫いてきたことは間違ってはいなかった、

これからもこうやって人に恥じることのない人間になれるように生きていこうと思いました^^

なんだろう?

こうやって、一日本人女性として、アメリカ人から認められたって言うのは

とっても励みになりますо(ж>▽<)y ☆

いつも思います。

アメリカ(もしくは海外)で活躍しているスポーツ選手や著名人など、

彼らはその晴れ舞台しか人に見られないけど、

その影では血の滲むような努力、

そして時には孤独感、屈辱感を味わいながらここまで来たんだということ。

もちろん、そんな御偉い方々と私のような昭和女を被せて考えるのはかなりおこがましくて申し訳ないのですが((゚m゚;)(爆)




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