Fear | 雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

1998年、国際結婚を機に渡米。 アメリカの企業で企業管理者として勤続25年。本業と並行して、英会話コーチしています。バリキャリアラフィフ女の笑える日常生活をアメリカからお届けします!私の詳細についてはプロフから!

またまた前回の続きです。

指紋採取から数日後。

一通の封筒が移民局から届いた。

あら~、カード更新まで6ヶ月かかるって言ってたけど、

なんと手際がいいのかしら。

もう既に新しいグリーンカードが届いたのね♪

と思いながら封筒を手にしてみたが、

カードらしきものが入っている手ごたえは全くない。


( ̄  ̄)


嫌な予感。。。


((( ;゚Д゚)))ガクガク


中には手紙が一通入っていた。

そこには、


「あなたの指紋はFBIに送られましたが、

読み取りが不可能な為、

もう一度指紋採取をしていただく必要があります。

FBIの指紋調査で犯罪歴の潔白を証明できない限り

グリーンカードの更新は不可能です。」


まじか((( ;゚Д゚)))ガクガク


グリーンカードが発行されない



グリーンカード無しではアメリカ不法滞在となる



日本に強制送還


まじか((( ;゚Д゚)))ガクガク


最悪こうなった場合どうなるんだろう?

へりもトーマスもアメリカ国籍(トーマスは日本国籍もあるけど)だし

この先、家族みんなで住むには日本に行くしかないのか?

でも、日本語を全く話せないへりが

日本で就職なんで出来るわけない。

私は一応英語話せるから、

スキルがあると言えばあるのかも知れないけど

日本では年齢制限とかいろいろあるんだろうし、

そうなった場合、私だってまともな職につけるかわからない。。。

パートのおばちゃんしか職はないのだろうか?

なんだかそんなことを考えていたら一気に暗くなった( ̄_ ̄*)


この先年老いていく自分の親のことを考えると、

もし最悪そうなった場合(日本強制送還)、

きっと神様が、そんなことでもなければ

もう日本に戻ることはないであろう私のことを思って

これが私の取るべき道として

そういう結果にしてくれるのかも知れないけど、

アメリカ生活も14年目を向かえ

マイホームも購入し、

お金持ちでは全然ないけど

なに不自由のない生活をさせてもらって、

これまで一生懸命積み上げてきたキャリアも

こんなにも意図も簡単になくなっちゃうのかと思うと

なんやかんやいいながら、

私の居場所って言うのはもう日本ではない、

生活の全てがもうアメリカにあるんだと

改めて実感している私がいた。

つづく(かも)



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