目を覚ましてから一週間。
たまに激しい頭痛に襲われることもあるけど体調も良くなって来た。

「明日なんだけど仕事の打ち合わせがあってどういても行かなくちゃいけないんだ。1人でも大丈夫そう?昼からだから夕方には帰れるとは思うんだけど…」

(大丈夫です)

「そか、よかった。
具合悪くなったりしたら不安だから何かあったらこれで連絡して」

渡された携帯のアプリを開くと【ジェジュン】の文字。

~♪

【淋しくて泣かないでね】という言葉と泣き真似したジェジュンのセルカ

かわいい~(笑)

「ユキも何かメッセージちょうだい!あ、あとそれと敬語じゃなくていいよ。もっと仲良くなりたいから」

仲良くなりたいって言葉がなんかくすぐったくて嬉しい

【心配してくれてありがとう。私は大丈夫だからお仕事頑張ってね】

「あっは笑 わっかった!これから会話はこれでしてよ。便利だからさ!

それと…もう一つ見せたいものが…」

そういうと仕事部屋に入るとバスケットを抱えて出てきた。

扉を開けて飛び出して来たのは茶色い毛むくじゃらの子犬

かわいいーーーっ!!

「トイプードルだよ!可愛いでしょ?
仕事で俺がいない時もコイツがいれば淋しくないかと思って」

抱き上げると顔をペロペロ舐めてくる。あったかくてかわいい

「名前はね、ヒロ。
俺が昔ヒーローって呼ばれてたから…
日本の名前みたくしてヒロ!」

一瞬見せたさみしそうな顔。
今はそう呼ばれていないの?
いつも感じる笑顔の向こうにある影に関係あるの?

「ねぇ、今日体調良さそうだし、必要な物とか買い物行こうか!!
服も俺のばっかりじゃ着るもの限られるしさ笑」

いくらジェジュンが細身といっても私が着ると子供が大人の服着てるみたいでおかしい笑

「ブカブカの服着てるのも可愛いけどユキかわいいから女の子らしい服着たのも見てみたい」

え?

そう言いながら私に向かってゆっくり伸ばしてきた手の平が左頬に触れそうな時、ジェジュンの携帯が鳴った。
それと同時に離れるジェジュンの手


───/////// い、今の何…?


『わかった、行くよ』

「ユキごめん。明日の仕事急にずれて今から出かけなくちゃ行けない。俺も残念だけど買物はまた今度な」

そういうと私の頭をポンポンと叩いて準備をしにリビングから出て行った

私は起きたことの頭の整理がつかないままドキドキが収まらなくてごまかすようにヒロをギュッと抱きしめた