頼まれてもないのに、
いらぬおせっかいをする者を大阪弁で“イッチョカミ”という。
いらぬおせっかいをする者を大阪弁で“イッチョカミ”という。
<あらすじ>
オカンとオトンの住む町に、謎の未確認飛行物体が現れた。
とんがり頭の人らしいものが、地上に降り立ち始める。
それを見た、オカンとオトンは・・
オカンとオトンの住む町に、謎の未確認飛行物体が現れた。
とんがり頭の人らしいものが、地上に降り立ち始める。
それを見た、オカンとオトンは・・
<エピソード1 ビリケン団来襲>
PM.20:35
大阪一帯は、昼間のように明るい。
三角頭のシルエットの人物らしきモノが
次から次へと地上に降り立っていく。
ヘリコプターと戦闘機のジェット音がうるさい。
降り立った人物らしきものは、
くいだおれ人形に似たロボットだった。
似ているが、メタル金属をまとい兵器のような冷たい物体。
三角帽子に似た頭部が、飛び出しボディが割れた。
中からは、マッチョな男達が出てくる。
すべてスキンヘッド。
半裸の腕や背中には、ビリケンさんのタトゥーが彫られている。
黒光りのボディを光らせ、
あたりの人々を拉致しはじめた。
頭の上に持ち上げられていくサラリーマン。
王子様だっこされて運ばれていくOLもいる。
泣き叫ぶ者もいるが、
大笑いしながら運ばれる男や、
マッチョ好きなのか、うっとりしながら運ばれる女もいる。
テレビ番組と勘違いして楽しんでいるのかもしれない。
目立ちたがり屋の大阪人気質だ。
オカン家で観ていた番組の、画面が切り替わった。
暗い画面の中央にスポットがあたり、スーツを着た人物が座っている。
清潔そうな洋装のわりに、顔にはビリケンさんの仮面。
「大阪府民の皆さん、まいど!」
オカンの家族は、画面に釘付けになっている。
「おわがせしてすみません。我々はビリケン団。
略してB・L・D」
画面に大阪の地形が3D処理されて、浮かび上がった。
「我々は、大阪を占領し国家として独立させるためにやってきました
大阪の皆さんに真大阪人に生まれ変わっていただきます」
オカン家族は、ボケーとしてテレビを観ている。
「あっ、かーさん。会社に忘れもんしたわ。
取りに行ってくるわ。先に寝てや」
「忘れもんかいな。アホやな、はよ行ってき。
ビリケンなんとかに捕まりなや」
「うん、わかってます。
戸締りお願いします」
と言いながら、テキパキと着替えてオトンは家を出た。
オカンは何事もなかったように、化粧をとり風呂に入った。
突然、玄関が開く音。
部屋の中が、昼間のように明るくなった。
「なんや、なんや?」
オカンがうす紫色のネグリジェとヘアネット姿で立ち上がった。
そこには、マッチョな男二人とビリケン面のスーツ姿の男が立っていた。
「あんたら何?」
「これから、真大阪人に生まれ変わっていただきます」
「は? それより、そこに筋肉にーちゃん。気持ち悪いで
何やビリケンの顔」
「・・・。えー、これから育成センターへ行っていただきます。
来ていただけなければ、強制的になりますよ」
「筋肉にーちゃん、よー見たらイケメンやな。
アドレス交換しよや。
肌がテラテラなんはサラダ油塗ってるんか?」
ラチがあかないと判断したビリケン男が、
筋肉男に拉致するように支持した。
オカンの手をつかもうとした。
「レディに何すんのん。すっぴんでノーブラやで」
手をはらった。
「お出かけ用に着替えるから、ちょっと待ちぃ」
オカンは、襖をあけ奥へ消えた。
オカンは、窓から外をうかがうと
すでに息子が、マッチョ男に運ばれているのが見えた。
「アカン、息子を助けな」
オカンはなぜか勝負下着に着替え、
豹柄のワンピースに身をかためた。
いつものお気に入りバックをたすきがけをした。
「レディ。準備はよろしいでしょうか」
「あー、ちょいまち。もうちょっとや」
オカンは、そっと窓を開けて外に出た。
チャリンコにまたがり、全速で家を離れた。
「マコトーぉ、まっときや。オカンが助けたるで」
オカン家族の戦いは始まったばかりだ。
PM.20:35
大阪一帯は、昼間のように明るい。
三角頭のシルエットの人物らしきモノが
次から次へと地上に降り立っていく。
ヘリコプターと戦闘機のジェット音がうるさい。
降り立った人物らしきものは、
くいだおれ人形に似たロボットだった。
似ているが、メタル金属をまとい兵器のような冷たい物体。
三角帽子に似た頭部が、飛び出しボディが割れた。
中からは、マッチョな男達が出てくる。
すべてスキンヘッド。
半裸の腕や背中には、ビリケンさんのタトゥーが彫られている。
黒光りのボディを光らせ、
あたりの人々を拉致しはじめた。
頭の上に持ち上げられていくサラリーマン。
王子様だっこされて運ばれていくOLもいる。
泣き叫ぶ者もいるが、
大笑いしながら運ばれる男や、
マッチョ好きなのか、うっとりしながら運ばれる女もいる。
テレビ番組と勘違いして楽しんでいるのかもしれない。
目立ちたがり屋の大阪人気質だ。
オカン家で観ていた番組の、画面が切り替わった。
暗い画面の中央にスポットがあたり、スーツを着た人物が座っている。
清潔そうな洋装のわりに、顔にはビリケンさんの仮面。
「大阪府民の皆さん、まいど!」
オカンの家族は、画面に釘付けになっている。
「おわがせしてすみません。我々はビリケン団。
略してB・L・D」
画面に大阪の地形が3D処理されて、浮かび上がった。
「我々は、大阪を占領し国家として独立させるためにやってきました
大阪の皆さんに真大阪人に生まれ変わっていただきます」
オカン家族は、ボケーとしてテレビを観ている。
「あっ、かーさん。会社に忘れもんしたわ。
取りに行ってくるわ。先に寝てや」
「忘れもんかいな。アホやな、はよ行ってき。
ビリケンなんとかに捕まりなや」
「うん、わかってます。
戸締りお願いします」
と言いながら、テキパキと着替えてオトンは家を出た。
オカンは何事もなかったように、化粧をとり風呂に入った。
突然、玄関が開く音。
部屋の中が、昼間のように明るくなった。
「なんや、なんや?」
オカンがうす紫色のネグリジェとヘアネット姿で立ち上がった。
そこには、マッチョな男二人とビリケン面のスーツ姿の男が立っていた。
「あんたら何?」
「これから、真大阪人に生まれ変わっていただきます」
「は? それより、そこに筋肉にーちゃん。気持ち悪いで
何やビリケンの顔」
「・・・。えー、これから育成センターへ行っていただきます。
来ていただけなければ、強制的になりますよ」
「筋肉にーちゃん、よー見たらイケメンやな。
アドレス交換しよや。
肌がテラテラなんはサラダ油塗ってるんか?」
ラチがあかないと判断したビリケン男が、
筋肉男に拉致するように支持した。
オカンの手をつかもうとした。
「レディに何すんのん。すっぴんでノーブラやで」
手をはらった。
「お出かけ用に着替えるから、ちょっと待ちぃ」
オカンは、襖をあけ奥へ消えた。
オカンは、窓から外をうかがうと
すでに息子が、マッチョ男に運ばれているのが見えた。
「アカン、息子を助けな」
オカンはなぜか勝負下着に着替え、
豹柄のワンピースに身をかためた。
いつものお気に入りバックをたすきがけをした。
「レディ。準備はよろしいでしょうか」
「あー、ちょいまち。もうちょっとや」
オカンは、そっと窓を開けて外に出た。
チャリンコにまたがり、全速で家を離れた。
「マコトーぉ、まっときや。オカンが助けたるで」
オカン家族の戦いは始まったばかりだ。
<あとがき>
謎の集団「ビリケン団」が来襲しました。
あいかわらず、マイペースなオカン。
息子を助けることができるのか?
ビリケン団とは?
物語が進んでいきます。
次回をお楽しみに。
謎の集団「ビリケン団」が来襲しました。
あいかわらず、マイペースなオカン。
息子を助けることができるのか?
ビリケン団とは?
物語が進んでいきます。
次回をお楽しみに。



















