ラ・ラ・ラ Lie -② 脱字訂正^^; | ひとつ前のかどはさよならサヨナラ
図書委員をしていた彼女は校則通りの三つ編みで
バスケ部で
僕はいつも遠くから
ふと目に入る存在だった



向こうは僕をどう思っているかなんて
考えた事もなかったけど
年がら年中
バンソウコウを顔に張り

ふてくされた顔で外を眺めている
僕とは
遠くなる事はあっても、友達になるなんて事もないと思っていたよ


事実、
図書室で本を借りる時に
図書カードの手続きをしてくれても
会話もなかったんだ


その彼女が
僕の隣で笑っていた

男女、数人で駅で待ち合わせして
花火大会の会場の土手につながる道を歩き向かった


土手に腰を下ろすと
風が気持ち良かった

ドキドキしていた

川の流れ行くスピードが速く感じて
【今日】は
いつまで続いてくれるのか
不安になった

いつも
嬉しい時間があると
【今】が
幸せのてっぺんなんじゃないかなんて心配をしていた
そしたら
その女の子が横に座った

何も話さない時間が
続いたよ

夕方近くの
シルバーオレンジの光が水面で凄く輝いているのに
眩しいとは感じなかったよ


最近、なに読んでんの?


僕は唐突に彼女に聞く


えっ?とだけ
聞き取れなかったのかその子は僕を見る


イヤ。。いつもさ
図書室でさカウンターの奥でさ
何か読んでんだろ?


僕は彼女の顔を見ないでもう一度訊く


あぁ。。。
今、【銀の匙】読んでるんだよ

彼女は微笑みながら答えた

え。。。

僕の胸の鼓動が高くなる

続く→