中学2年
夏の花火大会
僕は、頭上で咲く花火を見れず
ひたすらドキドキしていた
花火に追いつこうと
歓声と拍手があがるなか
あと10発、花火を数えたら…
好きだ
と、言おうと
頭の中で繰り返していた
隣にいる女の子に…
8月20日は、一学期最後の日でさ
朝から教室の賑やかだった
僕は窓際の後ろから二番目の席で
ぼーっと校庭を眺めていた
今日の花火大会楽しみだな
後ろから
クラスメートに話かけられた
うん…?あぁ…
いつもと変わらんだろ
僕は冷めた返事をしながら、ヤッパリ
校庭を眺める
僕の返事がつまんなかったのか
クラスメートは、後ろから僕の前にまわってくると
意地悪そうな笑いを顔に浮かべて言った
女も呼んでみんなで行こうって
さっきなったんだよ
え…
僕はあからさまに
戸惑いをみせた
その反応に合わせて
ヒヒヒ
と白い歯を見せ笑いクラスメートは話続ける
もちろん、アイツも来るってよ
【アイツ】は
僕が好きな同級生の女子だった
アイツが来るから何だってんだよ…
僕は
妙なドキドキを悟られたくなくて
また校庭に目を向けながらこたえる
僕の反応を見て
クラスメートは、またヒヒヒって笑うと話続けた
花火始まったらカップル同士、バラけてさ…
へ…!?バラけるって。。。
僕は声がうわずった
うわずってから
恥ずかしくなって
また校庭を眺めてた
クラスメートは、またヒヒヒって笑った
続く→