そいつは
僕が高校を卒業した後の道を誰よりも反対し
止めた
僕は聞く耳をもたなかったけど…
時々顔を合わせる機会があったが
『友達』の中では
一番会話しない友達になっていた
あいつがどこか疎ましくなっていたんだ
月日は流れて
僕はそんな『業界』から抜け出す時
本当に大変だった
精神的にも肉体的にも
限界だった
携帯が鳴る
次は誰に『けじめ』をつけなきゃいけないのかと
嫌気が差しながら
着信表示を見た
そいつだった
電話にでる僕
大丈夫か?
その言葉は今でも覚えている
あぁ。。。
それしか、言い返せなかった
そいつは僕に言った
腹へってないか?
僕はその返事をする事もなく
聞いたんだ
あきれてないのか…?
あれだけお前の言うこと無視してやって来たんだぞ
そいつは電話の向こうで
楽しく学生生活送っていたあの頃と変わらない雰囲気でいったんだ
信じ続けてきたから
嬉しいよ、と
信じ続けて。。。?
10年近くも
ポカーンとなると同時に電話を持つ手が小刻みに震え始めた
信じてる
そんな言葉を、『体裁』以外に使ってくる
同性が居てくれる事が嬉しかった
がんばるからよ。。。
僕は懇願するみたいに言ったんだ
そいつは、それを聞いて少し沈黙があった後言った
ちゃんと頑張ってるやつが報われなかったら、
ストーリーがオチねーじゃねーか(笑)
あの頃、俺達が突っ張ってた意味がなくなっちまう
添付音楽
BENNIE K - モノクローム
泣ける歌←って部分がいらねーな。。。