ストロングスタイル②⑨-9 | ひとつ前のかどはさよならサヨナラ
僕は倒れる様に地面に座った
あいつも向かい合うように座る
口が痛くて鞄に手を伸ばしノートを出した

なぜ友達になったのか考えた事あるか?
お前の為とか友達の為とか変かな?

と僕は書いた
あいつは僕の顔を見てから、書き始める

お前何様だ?神様?仏様?
ところでそれは偉いのか?
人の為とか言っといて
本当に人の答え聞く覚悟があるのか

『答えを聞く覚悟』

あいつは書き続ける

友達なら
まず元気か?だろ

僕はそれを読んで書き返す‐何の為の元気?

あいつはまた書く
‐生きる為だろ

【生きる】

今日って日に出会った為だろ
でも、今日が納得いかなくて、あきらめて
明日輝く為に決まってんだろ

【あきらめる】

僕に出来る事は何?

また僕が書きあいつが答える

毎日、友達に元気か聞いてみろよ
元気って答えたら、元気わけてくれって言えよ
元気じゃないって答えられたら
そいつが元気になる事、お前が考えろ
明日輝く為に
今日俺らは友達として生きてんだろ

ノートが涙で霞む

お前元気か

僕は書かずに聞いた

元気だよ、お前は顔痛そうだな、ジュースおごるから冷やせよ

そう言いあいつは笑った

続く