武田二十四将騎馬行列2024.4.12 | ルスナグレイネのききみみずきん

ルスナグレイネのききみみずきん

音探しは幸せ探し…幸せな音を探して歩く音楽Pのルポ

4月12日 武田信玄公命日

没後451年

「武田二十四将騎馬行列」武田神社例大祭としての実施

このことは、整形外科の患者のばあちゃんからきいていた

実はそんな祭りを私は知らなかったのだ

子供の頃にも聞いたことがない

 

いわゆる、甲州軍団出陣とは別物

こちらは父が関与していたので毎年右往左往としていた記憶があるが、、、

昨年秋に「冨永愛」を迎えて行われたが、こっちは観光が大きい

 

こっちは神事に近い

とはいえ、こちらも信玄公にふんするのは、甲府大使のモデル

女性が務める・・・うむ

 

いつもなら葉桜の中を行くそうだが

散り始め程の桜の演舞も、なんとも美しい

 

信玄さんはきっと満開の桜の下で

命を全うしたのだろうな

 

そうそう、この地の人間は、「武田信玄」とは呼び捨てにすることはない

「信玄公」か「信玄さん」

私の耳にもずっとその呼び名が耳に残っているから

何とも不思議だ

 

 

今回も重なった日付

祭りとLive

昨年の秋の祭り日は東京のLiveへ

今年の春の祭り日は地元の神社へ

 

 

さてと、いつもの散歩コースのように神社へと

何だか、遥かに太鼓の響き、、ちょっとわくわくするなあ

そういえば、朝早くから花火もドカーンドカーンとなり、祝砲のようだな、、、

ってなわけで、背中を押されたなあ

 

田舎は、なんでもなにかあると花火があがるのだ

 

 

 

何やらそれらしい人だかりが、、、

 

 

神輿の担ぎ手たちが、今か今かと待ち受ける

お散歩途中の保育園児も、、なんじゃろか~~

 

 

神楽殿では神事の入口の響き

 

 

 

 

園児たちも足早に…お馬さんお馬さん

 

 

神官に扮した自治会役員さんたちも足早に…

ひたすら待機

 

踊り手たちも待機

 

報道クルーも待機

 

お巡りさんも待機

 

はるかにお馬さんのお姿が…こちらも待機

 

いざいざ、まいろうか!!

 

 

「エイエイオー!」

なんと可愛らしいこと…信玄さんもびっくりだな

 

 

いよいよの出番です、年に一度の晴れ姿?!

 

ばあば~~~黄色い声が!!

 

 

「よっちゃばれ音頭」とは…

子供の頃は、こんなものは聞いたことも見たこともないが、

いろんな方言にまつわるものがあるという

「よっちゃばれ」は、、、まあ、、、、

「みんなあつまろうぜ」みたいな意味合い

あんまり普段は使ってないかもしれないな

 

 あら?!

お見かけしたお顔!!

いつもの整形外科の看護師さん、、、

 

~院長がこの旗持って応援してらっしゃい!って、、

~この旗も院内に飾ってあったものを院長が、、、

ほんとは院長が見たいのかもね~~

 

なんとも、ほっこりしたお話

踊り手の中に患者さんを見つけて応援されていた

・・・・ふむふむ、

そりゃ、整形外科にお世話になる方々がたくさんいそうだものねえ(笑)

 

 

さてさてと、、、

午後は、あわゆくば復路の行列に出会うかもと

いつものなじみの店に出向いた

案の定の光景に!

 

この店の前は休憩場所になってるとか

5分休憩、、いやはやご苦労様です!!

 

 

神輿も休憩

 

さあてと、行きましょか!

 

 

神輿軍団を見送り・・・

 

そうこうしているうちに

お馬さんたちの気配が、、、

鼻ににおいも、ほんわかと漂うのだ

おおっ、、復路の行列にも出くわした

お店のママさんとやんやんやと、、

 

 

相変らずの笑顔を振りまく「信玄さん」

 

 

  

信玄さんを見送り

一行は、このまま神社に向かい

納の神事となるのだろう

 

長丁場の例大祭

観光客もいない

地元民たちのための祭りの様相は

カネのにおいも微塵もしない

 

ひたすらに手作り感

ひたすらに温かく

街の小ささを感じさせる

 

AIで世界が小さくなるのとは違い

手のひらに溢れる小ささだ

 

日本の祭りは本来こういうものだった

感謝・歓び・願・祈り

 

どこからか、いつからか

祭りは札束が舞うものになった

 

そこには

感謝・歓び・願・祈りはない

 

神さまはいっぱいいていい

 

ひとつでなくていいのだ

 

 

あのお馬さんに

乗ってみたいなあ