快晴の日曜日
これまで都内の公園は散々行ったが
今回は 公園の中の公園
東京のど真ん中 日比谷公園
あまりに都心過ぎて来たのは随分と久しぶり
どれくらい久しぶりか
分からないが 恐らくまだ昭和の時代
地下鉄日比谷駅 A10出口を出て
日比谷交差点 有楽町門から入る
角に日比谷公園前交番がある
「心字池」
ちょっと高い
日比谷見附跡の石垣の上でした
江戸城の城門の跡だそうだ
第一花壇のところで何か
撮影会のような事をしてた
サ-ビスセンタ-を過ぎちょっと行くと
古びた売店小屋があった
そこの親父さんと客らしき親父さんが
何やら競馬の話しらしき会話
ガムテープで補強された商品台とか
冷蔵庫がとてつもなく、、 不釣り合いで
高層ビルに囲まれた都心のオアシス
公園の中の公園 日比谷公園に
何とも"こじゃれた" 売店小屋です
帰りのもう一度見たら
お客さんが何か買ってた
大噴水と向こうは 小音楽堂
丸い屋根付きステ-ジに
周りを取り囲むような客席
こんな感じか
けっこう観客入るな
そして有名な 「松本楼」
SINCE 1903
公園開園と同じ年からある
120年だ
どれもそこそこの値段ですね
カレ-チャリティーがあったのか
松本楼の脇に
「首かけのイチョウ」
樹齢400年
胴回り 7M
これは有名な
鶴の噴水
厳冬期 「都心でも氷点下になり・・」と
この噴水が凍るニュ-スを何度か見たが
近年では もう無い
今後も無いかも
やっぱり見たかった
日比谷図書館 まだ健在だった
三角形の建物
この隣に 日比谷の野音
日比谷野外音楽堂がある
高校生の頃 よくここへ来て勉強した
半世紀経っても 外観は変わらず
当時ここの地下に食堂があった
A定食 B定食
当時としてもパッとしない如何にも
社員食堂って感じの質素な食堂だった
そこの厨房の女性が顎のエラが大きく
発達していて
友人と 「角さん」と呼んでいた
まったく失礼な話しです
今でも地下はLibrary Dining になっていた
ここで 昼食にした
2階、3階へ行ってみた
内装は随分変わっているが
勉強のスぺ-スはだいたい
似たような感じだった
この図書館調べたら開館は1908年
この建物は1957年落成
というから 相当な文化財だな
さらに文化財というなら
隣の 「日比谷公会堂」
この建物
平成26年から現在修復中となっているから
もう10年になるけど全然工事してる雰囲気
無し
1929年開館
1929年と言えば世界大恐慌が始まった年だ
東京大空襲でも生き延びてきたんだ
国会通り側から見ると
「市政會館」 となっている
横に回ってこの階段
映画「野獣死すべし」のラストで
狂人と化した松田優作が狙撃された階段だ
当時と階段の手すりが違っている
日比谷公園を出て日比谷交差点
ここからの眺めは壮観です
手前から 第一生命ビル
戦後GHQの本部が置かれた
その向こう帝国劇場
次に東京会館 次が明治生命館
馬場崎門の所から地下に入り
帰りました
今日も中々興味深い東京散歩でした
「野獣死すべし」 の狂気
「一時撤退だ。 一時撤退」
日比谷公園にはそんな昭和の思い出がある