【ツヨシは今、一人暮らしで認知症の診断を受けて要介護1。

ケアマネさんとヘルパーさんに助けてもらいながら生活をしています。】

 

【登場人物】

ツヨシ…カベ子の父親。1人暮らしで認知症要介護1。

カベ子…ブログを書いている人。

カベ男…カベ子の弟。電柱みたいに何にもしてくれない。

幸子さん…カベ男のお嫁さん。

アキくん…カベ子の旦那さん。

1号、2号、3号…8歳、6歳、4歳になるカベ子の子どもたち

 

担当Mさん・・・家族信託の仲介を業者の担当さんです。

 

ちょこちょこ出てきそうな単語なので記載しますニコニコ

下矢印

受益者(ツヨシ)→信託する資産の利益を受けとる権利がある人

受託者(かべ子)→資産を信託される人

 

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前回のお話ニコニコ

 

初めから読むニコニコ

 

 

今回のお話は信託契約書作成前の提案書を担当のMさんから頂き、

内容をつめていったお話です。

 

信託契約書作成で少し時間がかかったのはツヨシ死亡後の資産についてでした。

 

ツヨシは前から自分が死亡後、

介護のキーパーソンに60%そうではないほうに40%と前から言っていました。

 

かべ子夫妻は転勤族なので。

転勤族じゃなかったらツヨシの面倒を同居でみてもいいかなって思っていました。

転勤しなくてもいい部署の転換をアキくんも希望してくれていましたが、

なかなか希望は通らず。今も通っていません。

 

かべ子とカベ男、どちらがメインで介護をしなくてはいけなくなるのかが明確にできませんでした。

なので、死亡後の資産については50%ずつ、その時の状況で配分は変えます。というフワッとした書き方になってしまいました。

 

そこは誰も異論なく話が進んだのですが。

 

次の問題は、受託者が亡くなったら遺産を受け取る権利が次の人間に動くんですね。

かべ子の場合は普通に「孫へ」でした。

 

カベ男はその時に子どもがいませんでした。

そして信託を結ぶ2年前に金銭でトラブルになり、

かべ子夫婦は当時幸子さんに

 

「遺産はいりませんから介護は義姉さん達でお願いします!!!」

 

・・・って言われ、2年くらいずっと音信不通状態でしてアセアセ

何度かカベ男にはツヨシの話を幸子さんとしているのかと聞いていたのだけど。

カベ男からは

 

「カベ男の家の墓には入らない!」

「孫ができても顔なんかみせない!」

「ツヨシの家の話は一切聞きたくない!」

 

と、言われるから何も話ができないんだと言われ続けていて。

盆の墓参りや正月の集まりもコロナもあって全部お断りされていたので、

なかなか関係修復の機会が取れないまま時間が過ぎていきました。

 

そんな状況だったのでツヨシもお嫁さんに遺産を渡そうという気分には正直なっていませんでした。

私達の中では90%くらいツヨシや私達家族を拒否している幸子さんの印象しかなかったからです。

残りの10%はカベ男を通してランチのお誘いがあったこともあったので。

(カベ男からは「俺がダラダラしていたから怒られててナシになった」とは聞いていました。)

 

かべ子はカベ男に「幸子さんとちゃんと話をしてくれないか?」とお願いしました。

今まで何度も「幸子さんと話をしなよ」って言ってきたけど

「幸子さんが俺の家の話はするなっていうから」と言い訳ばかりでした。

しかし、この状況で幸子さんが聞きたくないと言っていたとしても話をしてもらわないと困ります。

 

カベ男は幸子さんとこれから先も家族でいるつもりなら、

ツヨシの家のことはちゃんと伝え話し合わなければいけません。

 

幸子さんが本気で縁切る覚悟で

「遺産はいらない、関わりも一切持ちません」って言うならそれは仕方がない話だけど。

 

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少し話はそれますが。

2年前のトラブルは、誰かしらに少なからず悪かったところはあると私は思っています。

ここであまり詳しい話は書きたくないので中途半端な書き方で申し訳ないのですが。

 

一番悪いのは家の修繕を子供(カベ男とかべ子)をあてにして修繕費を貯めないまま、

カベ男とかべ子に「金がないから出して欲しい」と言ったツヨシ。

 

そして、その話し合いで一番寡黙で大した意見も言わず、

風に揺れる雑草のように左右に揺れて、

みんなの意見を伝書鳩のように伝えるだけで、

まだ人間関係も構築できていない段階で上手に意見や不安を伝えられない幸子さんに

なんのフォローもしないカベ男。

 

当時、かべ子家は転勤族だからツヨシの介護は難しそうで。

カベ男が介護のキーパーソンで行くという空気があったにもかかわらず。

幸子さんの話をツヨシやかべ子にきちんと伝える努力もせず。

ツヨシやかべ子の考えも満足に幸子さんに伝える努力もせず。

一番の橋渡し役をしなければいけないカベ男がツヨシと同じくらい悪いと思ってます。

 

一緒に話し合いはしていたけれど。

幸子さんもかべ子達もお互い言いたいことを言うのは難しいので。

言いにくいけど伝えて欲しい内容は

カベ男から伝えて欲しいという思いが幸子さんにはあったようです。

かべ子も直接言いにくい話はカベ男に話していました。

言葉のナイフって怖いですからね。

 

結局、自分の考えや思いが全然伝わらなくて、

多数決で話が進んでいきそうな不安で幸子さん爆発してしまったとかべ子は思っています。

 

それで幸子さんから出た言葉が

 

「遺産はいりませんから介護は義姉さん達でお願いします!!!」

 

だったので・・・・

今は、お家に遊びにいったり、

LINEでカベ男のことで相談もらったり、

3号のおさがりの服をあげたりしていて。

幸子さんとの関係は悪くはありません。

悪い印象は持っていないし、仲良くしたいなと思っています。

 

過去を振り返って書いて、幸子さんが読んだときに。

新たなシコリみたいなものができるのは嫌なので。

これ以上深くは書けなくて申し訳ありません。

 

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話は家族信託契約書に戻ります。

 

かべ子は幸子さんとLINEでは繋がっていましたが。

金銭トラブルで2年話すことのなかった相手に

遺産の件でいきなり話かけるのはリスクが高くてできませんでした。

 

カベ男が話し合っている様子はわからなくて。

「幸子さんはツヨシの家とは関わらないみたいだから」

と言い切るので、

初めは幸子さんに遺産なしで信託契約書作成が進み。

完成前に弁護士さんの添削と電話での面談が入りました。

 

弁護士さん、色々な事案を見てきたからなのか「これは助言だよ」といって話をしてくれました。

 

○信託口座からお金をおろすときは、下ろしたお金を自分の財布にはいれてはいけない。

→信託口座を作ったら、ツヨシ専用の財布を用意してお金をおろしたらそこにしまうように言われました。

自分の財布に入れたら法律違反だと。

たとえ、ツヨシの為に使うつもりで一時的に自分の財布に入れるという理由であっても。

絶対に専用の財布を用意するように。

家族信託は口約束で預かるのとは訳が違うんだよと話してくれました。

 

○契約はちゃんと親族間で決め事を決める。

○息子の嫁(幸子さん)に遺産分割がないというパターンはあまり聞かない

信託報酬は普通はあまりつけない。

 

カベ子、この家族信託契約に信託報酬を入れていました。

あまりのカベ男の非協力に腹が立っていたし、実の息子かと思うくらい色々やっているアキくんにちゃんと礼も言わないツヨシにもイライラしていて。

 

親友のS坊も「ツヨシちゃん!アキくんにもちゃんと遺産分割した方がいいよ!それだけのことやってくれてんだからさ!」って言われてもスルーしていたそうで。

 

今まで毎週家族で様子を見に行ってて。

ガソリン代よこせーとか思ったことなかったんだけど。

ツヨシもカベ男も人任せで、2人とも「実家は残したい」って言いながら自分たちは何もしないから。

家族信託報酬をつけることで、カベ子の気が済むならつけようという話になっていたのです。

 

弁護士さんは、家族信託報酬をつけると、その分責任もうまれるから、つけない方がが良いよと言いたい様子でした。

家族信託報酬もトラブルになりやすいんだろうな…と感じました。

まぁ、報酬貰ってるならお世話は基本全部やってよねーって言われることもあるんでしょうね。

 

家族信託報酬を「生前贈与コインたち札束として取り入れる人もいるようで。

まぁ、生きているうちからお金を貰うんですからね。

遺産相続の時に「お前は信託報酬貰っていたんだから」みたいにトラブルになることがあるのかもしれません。

 

純粋に親の資産管理がしたくて、親族間で揉めたくないなら

無償奉仕ってことなんだろうなぁ・・・・

 

かべ子の場合は家族信託報酬はつけました。

っていっても、1ヵ月に設定した報酬金額は

ガソリン代+お昼ご飯代×4回分(毎週通っていたので)くらいです。

これは年末12月に信託口座から一括振込というスタイルでの契約になりました。

 

家族信託報酬についてのお話は、かべ子にも色々思うところがありますが、

話すと長くなりそうなのでまた別の機会でさせてくださいアセアセ

 

やっぱり、カベ男にはちゃんと話し合ってもらおう!

そう思って再度カベ男に絶対に話をするように伝えました。

家族である幸子さんに内容を伝えないというのはあってはならないことです。

 

話が長くなりましたので、幸子さんの気持ちのお話は明日また書きたいと思います。

 

ここまで読んでいただきありがとうございましたニコニコ

 

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