どんだけ自信あった人いただろう。
2020年オリンピック開催地は日本・東京に決定!!
まず現実の疑問点から。
今だから言うけど、そもそもヨーロッパで2大会連続というのが図々しい発想(マドリード)で、とんでもないことだった。
さて、日本だが。
オリンピックの経済効果で国が潤えば、原発事故の補償・対策も容易になるとは思うが、でもそういう流れになる?
南海トラフの大地震も控えてるのだから、どんなに儲かっても結局は相殺されてしまわないか。
それに、カタールは猛暑ということで早々落選したけど、東京の8月の猛暑ときたらそれ以上だったりして。
競技なんてまともに開けるの?
少し前にはずさんな工事でトンネルも落下した、それに福島からの避難住民への補償が不十分だったり非正規雇用の人々は増加したり。
原発事故の汚染水問題、ずっとあったはずだが、参院選前はいっさい報道されなかったり。
「夢」だの「お・も・て・な・し」だのといったスローガンに隠れ、人間を大事にしない社会がすぐ目の前にある。
これはスポーツ精神に真っ向から反するけど、でも楽しければ他のことはどうだっていい‥?
日本は今すぐ、そして7年後、果たしてどんな答えを出すのだろう。
スローガンやスピーチでのメッセージというのは「外面」。
同じ日本人に、社会的弱者も含めどういう配慮をしていくのかという「内面」が問題だ。
最後に、良くない点と同時に良い点もあると思うので、その話題を。
高円宮妃久子さま(60)や滝川クリステル(35)その他の方々のスピーチは、笑顔と気品にあふれ。
抑揚なし、愛想なしの日本がこれほどできるとは!
前向きなメッセージ、それを送り出すマインド。
まわりが駄目でも自分にできることがある、それは人をたしかにハッピーにする!
心を強く持とう―でも、そのためのモチベーションはどこから?
一人一人がそれを考えればいい。
「オリンピック!」
駄目だよそれは7年後のこと、だからきっと数日しか続かないさ(笑)