さて!


この後、Telecaster Calicoのコンデンサーと抵抗と配線方法を実験して好きな音を探すと言う…


楽しい大好きな作業を行なって行くのですが…



ここで、トーン回路とコンデンサー、抵抗の基礎知識を自分のためにおさらいしておこうっと。



ちゃあんと勉強した訳ではないので、間違ってたらごめんなさい🙇‍♂️




要は!


トーン回路というのは、まずピックアップからの電気信号をボリュームポットに入るところで分岐するのですが…



分岐しなければボリュームポットを経てアウトプットに全部電気信号が流れて、トーンパスとなり…



Esquireのリアポジションの様なパワフルで太い音が出る訳です。



分岐をするとそちらにも電気信号が流れて…


例えば分岐を直でアースに繋ぐと、電気信号は全部そっちに流れてアウトプット側には何も流れないので…もちろん音が出なくなってしまいますわね。



で!その分岐にコンデンサーを通じて直列でアースに繋ぐと…



コンデンサーの種類と数値によって高音域だけが分岐を通じてアースに流れて消えて行き…



残った帯域の音がVポットを通じてアウトプット側から出力される…という…ローパスフィルター回路となる訳ですね。



ですので、トーンポット=可変抵抗器の役割は分岐されたトーン回路側から、高域成分の電気信号をどれだけの量流し消すのか…を調整するという事になります。



トーンを絞る→抵抗値が小さくなる→流し消す高域成分の電気信号が大きくなる→流せば流すほどトーンが効いて音がこもってゆく…という事ですが…



ここが私が???になってしまっていたところなのですが…



ボリュームポットとトーンポットには同じポットを使用する事が多いですが…



そのポットの端子の仕組みはこーなってて…




VとTでは繋がっている端子が違います。



Fender系250kΩポットの場合…


ノブのメモリ     10→→→→0

Vポット端子③〜②間  0Ω→→→250kΩ

Tポット端子①〜②間  250kΩ→→0Ω


と抵抗値が反比例する形で接続されているのですわね。



ですので、Tポットのメモリが10の時は250kΩの抵抗により、ほぼ電気信号が流れなくなってトーン回路の無い原音に、より近くなりますが…



なーんか仕組みを忘れて感覚的に…

トーン10で0kΩ…トーン0で250kΩの抵抗がかかると自然に思っちゃってました\(//∇//)\



トーン10でポットのフル抵抗値250kΩがかかる!

→トーン回路には電気信号がほぼ流れない

→原音に近い音になる…。


ということですが…



…とわいえ、トーン10でも250kΩ抵抗の電気信号減衰なので、多少は電気信号はアースに流れ消えて…特定の成分のフィルターがかかるので…



コンデンサーを繋ぐだけで音が変わる…という現象のエビデンスになるのですな!



Gibson系ハムバッカーに使われる500kΩのポットを付けるとハイ抜けが良くなる!というのは、トーンのメモリ10でかかる抵抗値が250kΩから500kΩになり、電気信号の流出が少なくなるので当たり前と言えば当たり前なのだな!という事かな。



ハァハァハァ…



…でも、ボリュームポットの方を500kΩにしてもハイ抜け良くなるのかなぁ??その理屈は…わかんないや

(^◇^;)



そして、トーン回路のコンデンサーは静電容量の数値が高くなるほど高域から広い範囲の周波数帯をアースに流すので、太めの音のハムバッカーには0.022μF、甲高い音のシングルコイルには倍の0.047μFあたり、ギャリギャリキングのテレキャスターには更に倍で0.1μFがデフォルトで付けられているようです。



ハァハァハァハァ…(^◇^;)



こーいったCR回路とかがトーン回路のベースになっちょる様ですが…




よくわからんので上辺だけで確認して参りました。

\(//∇//)\



この、浅ーい知識をベースに…



Calicoの回路を実験して行こうと思います!

m(_ _)m