伝説の鉄製ペグブッシュと60年代のブラスポストペグを装着した…




Fender CS Stratocaster1960 NOS



音質比較実験の為、古い同じ弦を何度も張り替えられ… ペグを引き抜かれ…



生まれてからずっと一緒だったペグブッシュも無理やり引っこ抜かれ…離れ離れに…



遠い国から来た見知らぬ年老いた硬い鉄のブッシュを6つも打ち付けられ…



これまた見知らぬ古〜い真鍮のペグを挿れられて…



ひぃぃぃ〜…



と虐げられてきましたが…



元々はこの真っっ直ぐな柾目ネック故か…



購入時、お茶の水、渋谷、新宿、吉祥寺と…



連日試奏を繰り返してピカイチの鳴りだった、最高の一本でありましたので…



…可哀想なので、弦を取り替えて軽くメンテナンスしてあげることにしました。



弦を外して、まずは配線…



ピックアップは1980年頃にK&Tの高野さんがハンドワイヤリングしてくれた逸品…



K&T初期のcryのセットも持っていますが、最近のビンテージリイシューモデルより、やや煌びやかで、バイト感に複雑なうねりがあって…



最高に好きな音です。



今のK&Tのピックアップほどレアなワイヤーやマグネットは使っていないと思いますが…



弾き比べてもこっちの方が好き♡




ピックアップケーブルはHolyoke1950sに換えてあります。



内部配線にはこれまたK&Tの高野さんが過去に推奨していたBelden1950年代のフックアップケーブル16AWG…


こんもり…



高野さんのご推奨を記事で読んで使って見ましたが…



このケーブルに変えると、原音に忠実に太くなり、ペケペケ感は消え去ります。



ボリュームやトーンを絞った音も甘くキレイに響くようになり、満足なのですが…



配線は太いし、半田ノリ悪いし、引っ張られてセレクターの端子曲がるし…



そもそも端子によっては16AWGが通らないのでドリルで穴拡げたりと大変でした…

(´;Д;`)



また、音が太くて良いのですが、ちょっと歪み感が増して欲しいと思っていたので…



今回はボリュームポットからセレクターまでのホンの4センチ程のケーブルをHolyoke50sに換えました。


Holyokeは22AWG…


16AWGのベルデンとはこの太さの違い(^◇^;)







このStratocaster、久々に分解しておりますが…



良い音、好きな音を探して、ブログ開始のずっと前からいじり倒しておりまして…



塗装溜まりがあったリアピックアップキャビティの塗装をルータで剥いだり…




コントロールキャビティの塗装も傷つけて、音の変化確認してみたり…



意外と音変わりますのよ。



毎回弦を変えないで配線とかしてたので…



ある時、張ったままの1弦がハンダゴテのコンセントに触れ、ショートして炎上した事がありました…



その時、1弦はボディ上にあったので…




塗装が焼けました(^◇^;)



ピックアップカバーとピックガードも焼けました

(^◇^;)



何故かStratocasterを弄るときには養生もあまりしないので、ボディも傷だらけです。



リセールバリューなんか、微塵も考えておりません٩( ᐛ )و



ただ、音に関しては未だに向上させまくっております。



Stratocasterってそういう楽器な気がしておりますのですね、きっと。



2012年製のこの子ですが、一番弾く頻度が高く…フレットに凹みが出てきたので、フレットレベリングもしよっかと思います!



以下次号