今日の献上画~美人画線描法今日の献上画 パステル吉祥画「鐘馗(しょうき)」と美人画~筆の選択 描きながら、失敗パターンを書き残しておく。 ・線をなぞる時、線上か外か内か。 どの位置でなぞるかを決める。ラインが正確になる。 ・筆に含む墨の量は、失敗に直結する。 まずは含ませすぎない。ここが一番ポイント。 ・前の目立たないところから描き始める。 墨が枯れてきたら、後ろの方(細く薄い線が必要)を描く。 ・リズミカルになるときは要注意。リズムで描くと線を見る意識がフッとはずれ、その時にズレる。 ・線を引きやすい方向にめんどくさがらずに紙を回す。 線描研究~線描きが優しく描ける筆を探す。 穂先の長いのは、長い線が書けるが腰がない。 どんぐりの形のは、墨の含みが多すぎる。 最小の筆は、線の途中で墨がなくなる。 どれも使いにくいので、一本買いました。 少し穂先が長いのが欲しかったな。ふっくらしすぎているけど、まずまず。 筆にも個性があるから、生かして使わないと。 場に合わせると、欠点が出にくく、いい点がのびやかになる。 たぶんそれは人も同じ。