命の水プロジェクト~報告1  マリに井戸を掘ります! | 絵本作家 ふじもとのりこの「絵本がもっと楽しめる!絵本製作裏話」

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絵本に関わり、早や40年。
ママと子が一緒に楽しめる絵本を4冊、工作本も出版!
絵本作家しか知らない、絵本の創り方、絵の技法、親子で作るキッズアート大公開
描いて、読んで、親子で絵本を10倍楽しもう♪

こんにちは
絵本作家ふじもとのりこです。

命の水プロジェクト~
「おかおになあれ!」で井戸を掘る!
マリに決定しました。

賛同してくださった方が思いのほか多く、感謝の気持ちでいっぱいです!
皆さんのお気持ち、250冊分の印税を届けに行ってきました!

今日、兵庫県ユニセフ協会に行き、事務局長 福井康代さんとお話しました。
「その条件でしたら、マリがいいのでは?」とのこと。
さっそく「マリ」水供給プロジェクトに、指定募金する手続きをしました。


マリってどこにあるの?

マリは、西アフリカにあります。
日本の3・3倍の大きさで、1160万人
の人が住んでいます。
国土の65%が、北部サハラ砂漠などの砂漠地帯ですから、
二ジュール川の付近に23の部族が住んでいます。
70%が農村部に住み、10%が遊牧生活をしています。



11月~5月が乾季、6月~10月が雨季です。
乾季は川の水位も下がり水が足りなくなります。
雨季は農業期で、緑が広がりますが
道路がぬかるみ、村どうし、中心都市への行き来が難しくなります。
このアクセスの悪さが、水や学校などの社会サービスの普及を
妨げています。



今まで、10メートルほど掘った井戸を使っていました。
このような井戸は、家畜の糞が混じり、細菌や寄生中のミジンコが
発生して、下痢やメジナ虫病の原因になります。

メジナ虫は、筋肉や内臓をいためながら体内で1メートルにも成長し、
やがて足などの皮膚を破って出てきます。
「言葉にならない激痛」がする病です! アフリカでは根絶に取り組んでいます。



以上、ユニセフ協会の現地レポートから抜粋しました。

明日に報告が続きます。
最後までお読みくださって、ありがとうございます。
世界中の子どもたちが、安全なおいしい水を飲めますように。