ガンと言われてから、ショックもなく精神的にも病むことはなく、落ち着いてて、すぐに受け入れられた。
周りの人にも明るく普段通りに接することができた。
そんな自分が今日初めて泣いた。
昔から母親とはうまく付き合うことができなかった。
すぐに妹と比べられるのが嫌だった。
確かにあたしはデキが悪くて母親に迷惑しかかけてない。
妹は生まれつき体が弱かったので、小さな頃に大手術を受けている。
昔からトラウマになってるくらいだから、きっとあたしは母親にカマってほしかったんだろうね。
そう。ババァになった今でも。
今回の病気で母親は
『すぐに治る!大丈夫!』
と言ってくれ、とても楽観的なのがありがたかった。
だけど
『失業保険は半年で切られるんだから、それまでに働かないと。』
手術中は家族(基本は)が院内で待機してなきゃいけないけど、明らかに嫌そう。
文句もチラホラ。
あたしが、娘も休ませて一緒にと言ったら
『大袈裟すぎる。最期ってわけじゃない。』
とか。。
………あたしが悲観的過ぎるのかな?
大袈裟すぎるのかな。
ヘラヘラしてるように見えても大袈裟に捉えすぎて悲劇のヒロインしてるだけなのかな。
たぶん、少しはあると思う。
【あたしは癌になって可哀想なの。
だから、その間だけでも優しくしてほしい。愛してほしい。
おかあさん。】
そう思ってるかな。
なんかさ、母親に色々言われて色々考えてたら情けなくて泣けてきた。
でもね、支離滅裂かもしれないけど、あたしがなかなか部屋から出てこなかったりすると心配なのか部屋を覗きに来てくれる。
それだけでもまだ愛されてるのかな。。
あたしの贅沢だったのかな。
ちょっとひとりであれこれ抱えて考えすぎちゃったかも。
泣くほどのことじゃないよね。
失礼しました。
ごめんなさいm(__)m