
苗場音楽突撃隊の話の続き。
花田裕之氏と一緒に
ステージに現れた謎の人物、
フジカワ氏とは何者!?
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「アズマ屋のフジカワさん」
彼は苗場在住の、
FUJI ROCK賛同者であり、協力者。
「東屋」というお店を
経営されている方だそうです。
そんな縁で花田氏がステージに
エスコート。
ギターを抱えたフジカワ氏を交え、
花田裕之氏は苗場音楽突撃隊と共に
カヴァーを2曲程披露しました。
その楽曲とは、
ヴァン・モリソン「Crazy Love」と、
ビートルズのカヴァーでもお馴染みの
「Mr.Moonlight」。
「Crazy Love」が特に良かったな。
花田氏のブルージーな歌声と
ギターが、胸に沁み入る。
それは、フジロック最終日の
黄昏時というシチュエーションに、
バッチリと嵌っていました。
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この2曲を披露した後、
東屋のフジカワさんはステージを
去ることとなりましたが、
花田裕之氏はそのまま居残り。
苗場音楽突撃隊と共に
最後までお付き合い。
そんな布陣で次のゲストを
迎えたのです。
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次なるゲストも大物でした。
ライヴ前のリハの時点で、
その影はチラチラと見えて
いましたが、
やはり予想した通りの
「あの方」でした。
シーナ&ロケッツ、鮎川誠!!
颯爽とステージに登場!!!
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〈鮎川誠(中央)と花田裕之(右)〉
ステージセンターに立つ鮎川氏。
最初に軽くMCを入れた後、
彼が披露したのは
オールディーズの「Route 66」。
鮎川氏の
無骨でロックンロールなギター。
黒いボディのレスポールが吠えまくる。
それは、胸の熱くなる
シチュエーションでした。
だって、
ルースターズのメンバーをバックに
鮎川氏が唄い、
ギターを弾きまくっている訳で。
単なる地域性に留まらない繋がりが、
彼等にはあるから。
そんな
夢のようなシチュエーション。
まだまだ続いてくれ、と
願うばかりでした。
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鮎川氏を迎えてのステージは
更に続く。
次なるゲストがそこに加わった。
「Dee Dee Fever」、
そしてフジロックでは
「Route17 Rock'n'Roll Orchestra」の
コーラス・ガールズとしてお馴染み、
keicot嬢が登場。
彼女をヴォーカルに据え、
Sheena & The Rockets のナンバー、
「Happy House」を披露!

〈keicot+鮎川誠〉
鮎川氏は勿論、バンドも爆音!
そしてkeicotさんは
観客を煽り、巻き込みながらの
盛り上げ!
場は狂騒の体となる。
それは、明るく下世話な
ロックンロール・ショー。
しかし、その裏面には
先頃亡くなられたシーナさんへの
想いがあったでしょうね。
その場に居た全員に。
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Happy House の1曲で
keicot嬢は退場。
そして再びの鮎川誠 R&R Show!
「シーナ&ザ・ロケッツも、
ルースターズもサンハウスも
演った曲!」
そんな鮎川氏のMCで始まった曲は、
「ヴィールス・カプセル」!
ここで、もう当然の如く
観客は大盛り上がり!
サビの「脳天を叩き割れ!」は
全員で大合唱!
そして控えるは、ギタリスト全員の
ソロプレイの応酬でした。
ここが最高に盛り上がったんですよ~
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さて、
曲はコーラス間のブレイクとなり、
ここからはギターリストの見せ所。
ソロの応酬が始まります。
まずは
鮎川誠氏の吠えるレスポール!
ゴリゴリのギターサウンドが
押しまくる。
そして、
松田文氏のテレキャスターへと
バトンタッチ。
ここでは滋味ある音が
溢れ出しました。
次は花田裕之氏へと渡され、
ブルージーな色合い、且つ
剛腕なギターサウンドが
奏でられる。
今度はどこへ行くのかな?
そんな風に思っていたのですが、
次の一手がなかなか出て来ません。
(順番で行けば、ヤマジカズヒデ氏の
ギターソロなのですが…)
そこで業を煮やしたのか、鮎川氏。
何と自分の影に隠れるように居た
ヤマジ氏の名前を大声で呼び、
むんずとその肩を掴んで
ステージ最前へ投げ飛ばし!
無理矢理に前方へ押し出された
ヤマジ氏、若干慌てふためいて
いましたw

〈最前に飛び出したヤマジ氏!〉
しかし、そこからは
しっかりと建て直し。
最初は様子伺いのように
ヤマジ氏はリフを繰り出していた。
すると、それにすぐさま
鮎川氏のギターが応える。
またそれに対して、
ヤマジ氏がフレーズを返す。
更にそれを鮎川氏が…。
そんな様子の中、
段々と二人のプレイは
熱を帯びて行きました。
最初は押されていたヤマジ氏、
それが段々と押し返して行く。
その様に私は熱くなりました。
思わず拳を振り上げ、
「行けー、ヤマジ行けー!」と
声をあげてしまいましたよw
そんな二人に他の客も大歓声!
大盛り上がりだったのです。
いやー、これには燃えましたね。
大変良いものを
観させていただきましたw

加熱するギターバトル!
…そして井上富雄氏はそっと微笑む。

鮎川氏とヤマジ氏、仲直りの図。
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そんな熱狂の渦の中、
「ヴィールス・カプセル」は
終わり、
この日の「苗場音楽突撃隊」の
ステージも終了となったのです。
いやー、
楽しい一時が過ごせました。
これは本当に
バンマスの松田文さんや、
このステージのコーディネイター、
池畑潤二氏に感謝ですね。
そして同じく井上富雄氏にも。
さらに忘れちゃいけない、
青木ケイタ氏もね。
バリトンサックスとフルート、
バリ格好良かった~!
もう、
苗場音楽突撃隊が素晴らしすぎて、
ここでほぼ燃え尽きてしまったのですw
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…とは言っても、フジロックは
まだまだ宵の口。
この後にも大物のライヴが
控えていたのです。
まだまだ備忘録は続く…。
(続く、けど次こそは最終回!)
Link→
FUJI ROCK FESTIVAL '15 の備忘録(その7)
〈追記〉
この日の「苗場音楽突撃隊」は
複数のテーマが
あったと思うのですが、
その中の一つには
「THEM」もあったのではないかな、
と気付く後日談。
「Crazy Love」にしろ、
「Route 66」にしろ。
(2015年8月24日 記)