[転載] The Five Star Stories | 諸々の昼休み

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※こちらは
 このブログを始める以前に
 書かれた文章。転載です。
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最近、また永野護関連に
ハマっている。
それはつまり、
「The Five Star Stories」
なのですが。

連載当時のままの形で再出版された
コミックス、「リブート」版を
一気読み。

膨大で広範な設定の
漫画作品なのですが、
整理されコンパクトになった
オリジナルの単行本よりも、
「リブート」の方が、
確かに連載当時の雰囲気が
上手くパッケージされている
ように思う。

変な悪乗りやら、
趣味の悪いギャグも、
「リブート」で読むと
それほど嫌に思えない。

やはり、
「前フリ」って重要なんだな。

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作品自体も面白いのですが、作者の
永野護氏自身もユニークな方でして。

かなりディープな音楽マニア。
というか、「音楽家」としての
一面も持ち合わせています。

彼は元々アニメの世界で
名を馳せた人物。
所謂「デザイナー」なのですが、
その守備範囲は広く、
登場人物からメカニック、
そして世界設定までも
意匠する方なのです。

富野由悠季監督作のアニメ、
「重戦機エルガイム」でデビュー。

そして件の
「The Five Star Stories」は、
「エルガイム」の世界設定を
継承・発展させたものです。

…なんて私が
偉そうに言うまでもなく、
とっくに世間に名が知れ渡った、
偉大な御方ですわな~。

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「The Five Star Stories」は
作中の名称が凝っています。

例えば、
登場するロボットの総称は
「モーター・ヘッド」。
その中の一種には、
「アシュ・ラ・テンプル」
なんていうのがあったり。

そして、
各惑星に存在する軍隊やらには
「Swans」やら
「スクリッティ・ポリッティ」
なんて部隊名が散見。

他にも
EL&Pからのインスパイアで、
「クローソー」
「ラキシス」
「アトロポス」
なんて名前の女神が登場したり。

他、もう書き切れないくらい、
音楽ネタがわらわら出てきます。

俺、「Swans」とか
「Ash Ra Tempel」は、
実際に音を聴くより前に、
この漫画で名前覚えたからなw

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長い休載に入っていた
この作品ですが、
昨年より連載が復活しました。

ですが、

唐突に世界観が変わってしまった!

「モーター・ヘッド」は
「ゴティック・メード」と
呼ばれるようになり、
あまつさえ、その姿形さえ変更!

他諸々、全ての「デザイン」が
リニューアルされてしまったのです!

もう、休載前と再開後では、
世界観が様変わり。

「別の漫画か!!」と驚かされました。

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そんな人を食ったようなことを
平気でする男、それが永野さん。

愉快な人ですよね。


てか労力半端ないだろうな~。

だって今までやってきたことを
全面的に改訂する訳だし。

御苦労なことですよ。

デザイナーの鑑ですねw

その行動全てが。

FSS
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