※こちらは、
このブログを始める以前に
書かれた文章。転載です。
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OGRE YOU ASSHOLE
音源だけ聴いていると
そんなイメージは
ないのかもしれないけれど、
彼らの最近のライヴは
ダークネスな印象が強い。
サイケデリックでダビー。
そんな音像が繰り広げられる。
フジロック最終日(7/27)、
WHITE STAGE に登場した彼等。
白昼の最中にも関わらず、
この日もステージ上には
「漆黒の穴」が現出しました。
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サイケデリックとタブの狭間を
たゆたう、彼らの音。
しかし、
この日はどちらかというと
ダブ寄りでした。
オープニング・ナンバーは
「ロープ」
普段よりもBPMを落とし、
ヘヴィーに展開する。
音は開放へは向かわずに、
重く、重く沈んで行った。
それは、
重力が狂ったような感覚へと
誘う。
そして、山間で
彼等のステージを観るという
違和感。
それらがない交ぜになり、
初っ端から心を奪われました。
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重くうねるベースライン。
甲高く響く、
ドラムスのスネアの音。
そして2つのギターが
サイケデリアを奏でる。
不動の4つのピース。
ステージ全編を通して、
その姿勢は変わらず。
そんな彼等は、
ある種のふてぶてしさ、
そして風格さえ
漂わせていました。
感服。
ただその一言に尽きました。
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「素敵な予感」
この曲も
当然披露されましたが、
例によって5弦ベースも投入。
ここ最近の重低音化傾向に
則した編入ですが、
この日は更に拍車が
掛かっていました。
ヴォーカルの音取りさえ
困難になるほどの重低音。
重力の変調を
もたらすかのような、
圧倒的なヘヴィネスが
そこにはありました。
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この日の終曲は「ロープ」でした。
そうです、
オープニングへと逆戻り。
再びのロープは若干BPMを上げ、
サイケデリック感を増しての演奏。
オープニングでは
深く、深く沈み込みましたが、
こちらは高揚感へと
繋がって行きました。
ピーク・エクスペリエンスを
伴ってのエンディング。
素晴らしい一時でした。
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OGRE YOU ASSHOLE - ロープ(Long Ver) @ TAICOCLUB' 12
機会があるごとに
何度も貼っている動画だけど、
改めて。
これを観ながら、
ステージの余韻を反芻する日々。