あの恩賜一族が後継者問題で揺れているそうです。
今の恩賜の孫に男子がいないので、後継者決定ルールを改善する動きがありました。
有識者会議というのが設置され、男女を問わず、長子をもって後継者としよう意見が出ました。
ところが、日本の伝統・誇りである恩賜一族の歴史を汚すのか、と政治屋が集まって反対の大合唱。
恩賜一族、元恩賜一族だった者までしゃしゃり出て、ヤドリギの分際で偉そうなことをわめきます。
マスコミは、敬称をつけて、それをお伝え申し上げています。
そして、まるで優秀な戦略家のようにタイミングよく、馬鹿髭面の次男が、その妻を急に身ごもらせ、後継者騒動に拍車をかけます。
まさに、平成・壬申の乱です。
そもそも騒動の根源は何か?
有識者会議は、騒動の根源、つまり恩賜のシステムの存在の必然性について考えるべきでしょう。
この存在理由が明確でない限り、どんなルールができたところで、恩賜一族を税金で養う正当性はありません。
恩賜一族は2千年の歴史を持つ、日本の伝統なのだそうです。
女系反対で表面化した恩賜擁護論者は、日本の歴史を学べと、喚きます。
笑止千万。
2千年の間、歴代の恩賜は何をしてきたのでしょう。
度々後継者問題を引き起こし、戦乱で人民を苦しめただけです。
壬申の乱。
南北朝内乱。
無益な戦争を引き起こしただけです。
そして自らの利益のために仏教伽藍の建造を命じただけです。無駄な公共事業のルーツです。
だいたい、2千年続くと威張るけど、誰だって2千年、3千年以上の歴史はあります。
平民だって、空から降ってきたのではありません。
恩賜一族と同じ時間の歴史があるはずです。
もっとも、恩賜一族はコウノトリが運んでくる(このカマトト発言も、なんとかならないのでしょうか?)らしいから、ひょっとしたら平民より人間としての歴史は浅いかもしれません、哀れなものです(笑)。
少しでも日本の歴史を学べば、あのシステムの存在理由に疑問を抱くのが当たり前ではないでしょうか。
日本人には象徴とすべき対象が絶対に必要だ、という人もいます。
でしたら、公平な選挙で対象を選ぶべきです。
何故、恩賜の血族が必要なのでしょうか?
日本人なら、織田信長か坂本竜馬の血の方が喜ばれるのではないでしょうか?
恩賜一族は生まれながらにして純粋無垢な方々で、日本流民主主義には必要不可欠なものだ、これは歴史の必然だ!と主張する人もいます。
そういう人こそ、歴史を少しでも学べば、恩賜一族が犯してきた犯罪、特に後継者問題がらみの内乱を知るべきでしょう。そんな犯罪者を遠い祖先に持つ一族の血が、本当に必要なのでしょうか。
一番恐ろしいのは、民主主義の根幹たる「言論の自由」に対する、恩賜一族の圧力です。
今回の後継者問題騒動の中で、恩賜システムの存在そのものについて触れたマスコミがあるでしょうか?
恐るべき、無言の圧力が存在します。
私でさえ、「恩賜」と書くのは、そのためです(失笑)
最後に、好きな言葉から引用。
また、「銀河英雄伝説」からです。
銀河帝国(専制国家)内で、後継者問題が勃発。
どちらに就くかを巡って、伝統重視から既存勢力側に就こうとする弱小貴族に対し、その娘が新勢力側に就くように説得します。
人類の文明が地球に発生して以来、滅びなかった国家はひとつとしてありません。
銀河帝国だけがどうして例外でありえましょう。
銀河帝国歴代皇帝はこれだけやりたい放題をやってきたんですわ。
そろそろ幕が下りても当然ですわ。
私も、そろそろ恩賜一族にも幕が下りて当然だと思います。
北朝鮮の世襲体制を笑っている場合ではないですよ。まじめに。