神戸空港というのが今月16日に開業したそうです。
もう、憂鬱になります。
どういう思考をしたら、関西に3つも空港を作ることが必要なのでしょうか。
「他にいくつ空港があろうと、公共の利益のためには神戸にも空港は必要だ」
という理論にひとつでも正当性があるのであれば、次は京都空港、奈良空港ですね。
関西の土建屋さんには、いつまでも工事があって羨ましいです。
静岡にも空港ができるそうです。
高速道路も、結局作り放題だそうです。
需要が事前の見込みを大幅に下回っても、何時も誰も責任をとりません。
そして、当然のように赤字です。
そしてその管理会社には、計画立案者が天下りする。
維持コストが膨らみます。
さらに赤字は膨みます・・・。
恥ずかしくもなく、これが何回でも繰り返されます。
鉄道も同じです。
新幹線作り放題です。
こちらは、在来線を廃止してまで、作るのです。
ある意味では、空港・高速道路より悪質です。
田中角栄に象徴された土建屋国家体制は、実はどこも変わっていないのですね・・・。
私は、ローカル線大好きですけど、血税を垂れ流してまで維持する必要があるとは思いません。
でも、この土建屋国家の政策を見ていると、ローカル線に無駄な金を流すことが、あまり悪いことに見えてこないから不思議なものです(笑)。
少し脱線して、私の好きな「言葉」を引用。
「銀河英雄伝説(田中芳樹・著)」より
自由惑星同盟(民主主義国家)と銀河帝国(帝政独裁国家)は意味のない長い戦争を継続中。
自由惑星同盟の軍人、ヤン・ウエンリー(戦争嫌いだが、戦術の天才の若手仕官)と、その上司(これは結構有能で話がわかる軍人)のやり取りから。
政府が決めた無意味な出撃命令に対し・・・
上官:我々は政府の決定に従わなくてはならない。例えそれがいかに馬鹿げた決定であっても。
それがこの国の原則ではないかね。何しろ、国民が選んだ政府だから・・・
ヤン:帝国では一部の貴族が民衆を支配して悪政をひいているが、同盟では民衆に選ばれた政府が悪政をひいている。いったいどちらが性質が悪いんでしょうか?
・・・
失礼しました。軍人としては失言でした。
上官:私も考えないことではない。だが、答えられる性格のものではない・・・。
話をもどして、
土建政治家さんによる衆愚政治を、見てみぬフリをする民主主義国家の私たちは、一体この先どうなるのでしょう?
必要な空港と高速道路と新幹線に囲まれて、経済成長を謳歌しているのでしょうか?それとも?
いま、私たちは北朝鮮独裁帝国の惨状をあざけ笑っているけど、いつまで笑っていられるのでしょうか?
まぁ、いまのところ戦争もなく平和であることだけは確保できています。
非常に有難いことではあります。
有事に戦車を走らせるために高速道路が必要だ、と生真面目に主張する政治屋もいました。
ひょっとしたら、土建屋や地元エゴのために作るのなら、まだマトモな意見かもしれません。
失礼しました。失言でした・・・。
銀河英雄伝説の話の続き。
皮肉にも、話の分かる上司は、衆愚政治に天誅を与えるため、救国軍事会議という名の「反乱」を起こしてしまいます。
ヤンは、政府の命令でこの上司とも闘う羽目になります・・・。
衆愚政治に期待はできませんけど、これ以上ひどくならないことを願うばかりです。
私は、こんな世の中に子孫を残すつもりがありませんから、そんなに先のことは心配しませんけど・・・。