





徳島県の東海岸をトコトコと走る路線も、当時は高知県に入る少し前のここで終着。
でも、この時すでに延長工事は行われており、海部駅の先の山にはポッカリとトンネルがあいていました。
折り返しの時間が1時間ありました。
私はこっそり線路に降りて、コンクリート製の車止めをよじ登り、このトンネルに進入、かなり先の方まで歩いてしまいました。。
懐中電灯も持たずに真っ暗な中を、楽しくお散歩してました(笑)。
国鉄解体も叫ばれていた当時、新線工事は全て中止、このトンネルの先の工事も当然中断されていました。
ここに来るまでの牟岐線ですらガラガラでした。将来、このトンネルに列車が走ることはまずないだろうな、と思いました。
ところが、このトンネルが開通したんです。正直、びっくり。
第三セクターなんてうまくいかないことはすでに分かっていたのに、それでも調子に乗って開業させちゃいました。恐るべし、地方のエゴ(笑)。
そして、予想に反してではなく、当たり前のように大赤字。
そして、さらに恐ろしいことに、早くも廃止がささやかれているのです(笑えない、大泣き)。
いい加減にしてよ・・・。
まぁ、鉄道好きの私はその新線区間も乗りましたけど(2003年、丁度20年目のこと)、とっても複雑な思いでした。(かつて、自分が歩いたトンネルを列車で走る、というのは気持ちとしては楽しいはずなんですけどね)
気を取り直して、線路解説。
今回は、2003年に再度訪れたときの写真も合わせてご覧下さい。
当時(83年)はホーム1本線路1本でした。始めから少し高架の駅だったようです。おまけに無人駅。
新線開業時に、どうやら山側に新会社のホームと線路を新設したようです。
建物があったみたいですが、取り壊してホームにしたのかな?
あの時の車止めがなくなるなんて・・・、こうして比較してみると、理屈は抜きにやっぱり感無量です(笑)。(写真1と写真5を対比)
当時のこの駅の名物?として、駅の反対側(徳島方面)すぐのところに、トンネルみたいな小さな構造物があります。
確か、山にトンネル作ってたら、周りが削り取られてしまい、コンクリートだけが残ったとか。なんじゃこりゃ?
この不思議なトンネルは(あくまでも、トンネルだそうです)、20年後も健在でした、立派な(笑)機も生えています。(写真4と写真6を対比)
当時の巡礼と今回の巡礼の違いは、旅行に観光要素を増やしたこと。
今回は新しい終着駅の甲浦駅から、さらにバスで室戸岬見学、奈半利駅まで通りぬけています。
やっぱり、ただ列車に乗って折り返すだけじゃ、旅の記憶は残りませんよね。
もうひとつ、こうして手持ちの新旧の写真を見比べるのは、実は初めてです。
結構、いいものだなと自画自賛。
ブログを書かなかったら、こんなこともしなかったかもしれません。