今日の夕方、TBS「夢の扉」という番組でDMVの開発を扱っていました。
デュアル・モ-ド・ビークル(DMV)とは、線路の上も、道路の上も走れる車両(どちらかというとバス)のことです。
なんでも英語読みにしないで、日本語で「鉄道バス」とでも呼べばいいのに。日本人の悪い癖です(悲)。
番組では、この車両の走行シーンを堪能できました。
仕組みは面白いけど、実際こんなものが走り出したら、きっと皆、興ざめするでしょう(笑)。
ところで、DMV実用化の最大の問題は、モードの切り替えではなくて、定員なんですね。
問題解決のため、とりあえずDMVを2両つなげて、これで出来上がりらしいです。
だけど、最大の需要がある朝の通学時間帯でも、バス2台で済んでしまう路線に、本当に鉄道が必要なんでしょうか。
このDMVの開発は、ローカル鉄道の再生らしいんです?
各地の地方自治体も注目しているとか?
DMVはローカル線の救世主みたいな評価を受けていますが、私は全く逆だと思います。
道路未整備とか、通学需要への対応とか、なんだかんだ理由をつけて多額の経費をかけねばならない鉄道輸送をダマシダマシ残してきたのに、これの導入によって、なんだバス2台で済むんじゃない、という真実がバレてしまうと思うのです。
需要の少ないところはバス、まとまって鉄道、なんて面倒くさいことを何時までも続けるでしょうか?
バス2台ですむんなら、始めから最後までバスの方がはるかに便利ではないですか?
少しでも鉄道線路を使ったほうが、その区間を高速運転できます、といううたい文句は笑止です。
だって、鉄道車両の1割くらいのコストで維持できるバス車両を使うのです。
はじめから高速運転なんか考えていないはずです。危ないよ!
JR北海道の、これの開発者が曰く。
「私は鉄道が好きでこの会社に入ったわけではない。だから、DMVが思いついた。鉄道が好きだったら、こんなもの考えもしなかったでしょう。」
うーん、まさしく名言です。
これこそ、赤字ローカル線の存続に最後の引導を渡すものでしょう。
DMV導入、便利だし、経費削減できます
→バス2両でも済むんじゃない?
→全部バスにしてしまいましょ、そのほうがはるかに経費削減できます。
という図式なるのは、火を見るより明らかなのでは?
もちろん、私は大の鉄道好き、線路好きです。
鉄道には残って欲しいです。
DMVとやらが早期に失敗してくれることを切に願います(笑)