女性は、月経・妊娠・出産・更年期と女性ホルモンの揺らぎの中でライフステージを過ごしています。
「女性ホルモン」って、よく聞くけど、具体的にどんな風に私たちに影響しているのでしょうか。
子宮や卵巣の位置、大きさ
子宮や卵巣の場所はわかっていますが、その大きさをご存じですか?
子宮は鶏の卵の大きさ、卵巣はウズラの卵の大きさなのです。
こんなに小さな卵巣が女性の身体を守ってくれてるんですね。
感謝、感謝ですね。
女性ホルモンの減少に対しては、ホルモン補充療法(HRT)や漢方薬、サプリメントなどいろいろな治療方法があります。
自分自身で選択できるように、知識を身に付けることが大切ですね。
女性ホルモンとは
エストロゲン(卵胞ホルモン)
と
プロゲステロン(黄体ホルモン)
があります。
エストロゲンは女性特有の働きをしているだけではありません。
エストロゲンは、丈夫な骨や血管の弾力、肌の保湿を保ったりなど全身の臓器や器官に恩恵を与えて、健康を保ってくれるのです。
では、エストロゲンはどこから出てくるのでしょうか?
女性ホルモンは、脳からの指令によって卵巣から分泌されます。
卵巣が元気に時には、脳から指令が来れば、きちんとホルモン分泌ができます。卵巣が老化して分泌量が減ると、脳は指令をどんどん出し続けますが、卵巣は応えられません。そのうちに自律神経がバランスを失って、いろいろな症状が出るのです。
これが更年期の不調(更年期症状)です。
【更年期症状】
・のぼせ、汗、ホットフラッシュ
・落ち込み、イライラ、抑うつ
・手指の腫れ、こわばり、痛み
・だるさ、疲れやすさ
・肩こり、首のこり、背中や腰の痛み
・不眠
・頭痛、関節の痛み
・めまい、ふらつき
・膣の乾燥感、性交痛
100人の女性がいれば、100通りの症状があるのが更年期の不調です。