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応様と私の魅酒乱

不良オヤジの備忘録と回想 サケ・旨いもん・本・映画・トリ

 メキシコのテキーラである。シルバー、38%。

 冷凍庫に入れたまま永いこと忘れていた。

 テキーラを、しかもストレートで飲む気になろうとは、少しは体調いいか。

 

 久しぶりに飲むとそのサボテンのエキゾチックな香りは、拙者を虜にする。

 ウォッカやジンに比べると、相当クセが在るので、常備するには至らないが何かの折に是非飲みたいサケに指定したい。

 

 

  pen: MONTBLANC Maistersutick 146 Ultra Black

 

 

 

 

 

 


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 アイラのモルトのみをブレンドしたヴァテッドモルトである。

 何をブレンドしてあるか伏せてあることが多いが、このサケは明記されていて、混ぜてあるのはアードベッグ、カリラ、ボウモア、そして何とポートエレン。

 

 これだけの銘酒が揃っていて、価格はまずまずである。

 ただし色が薄く、原酒が若い故であろう(年数表示なし)。

 まさにピーティである。ピートはモルト作りに欠かせない泥炭であり、アイラの土の香りが漂う。

 

 

  gass: YAMAZAKI

  pen: TACCIA Timeless Collection

  ink: AURORA Blue Black

 

 

 

 

 

 

 


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 アイリッシュやカナディアンを選ぶことはあまrないが、見かけないアイリッシュを見つけたので買ってみた。

 新しいディスティラリーなのかな。

 

 香り。これほど甘さとスパイシーさがバランスよく溶け合ったモルト珍しいのではないか。

 時々買うことになるやも知れぬ。

 

 

 

 

 

 

 


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 バランタイン17年、正規輸入品を初めて飲むかもしれない。

 開栓して驚いたが、このバランタインは封がスクリューではなくコルクであった。

 

 味も並行輸入品と比べて、スパーシーで若干尖っているように思えたが気のせいであろう。

 

 

 

 

 

 


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 仙台発、ニッカのシングルモルトである。

 45%。スパイシー、リンゴ。甘い香りが柔らかだ。

 

 ニッカ、仙台でしか出せない独特で複雑な味わいであるのだが、上手く表現する語彙が拙者にはない。

 

 白州、山崎に劣らない格である。

 

 

  glass: YAMAZAKI

  pen: graf von Faber-Castell TAMITIO Calligrapy

  ink: Graf von Faber-Castell Royal Blue

 

 

 

 

 

 


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 商品名に糖質ゼロとあるのに、原材料を見てみると、麦芽、ホップ、糖質とある。どーゆーこっちゃ。4%。

 

 ライトテイストなビールである。これでなければならない、という味ではない。

 糖質と一緒に旨味も削ったか。

 

 

  pen: Graf von Faber-Castell MACASSAR

  ink: Graf von Faber-Castell Carbon Black

  glass: YEBISU

 

 

 

 

 

 

 

 コロナが世界を席巻し始めた春ごろから、急に体にtからが入らなくなった。

 老化とはこういうものかと思っていたら、そればかりではなかった。

 肝硬変の重篤な症状でもあったのである。

 

 退院後、静岡市両替町の赤勘のカウンターに座ったら、斯様な肴が目に付いた。

 産地銘柄不明だが、梅入り焼酎お湯割り、試すしかない。

 併せた焼酎は麦の中々。

 こうなってからが美味いのである。

 

 

 

 

 食欲もないくせに、食べ物のことばかり考える。

 特に入院中は、病院食のあまりの不味さに辟易した。あれは食材に対する冒涜である。質量温度すべてにわたって、よくもここまで不味くできるものだと思った。

 

 退院後、トリキの報道を見ていたたら、ヤキトリが喰いたくなって最寄りの居酒屋へ。

 燗酒にヤキトリをタレで焼いておらう。

 

 二杯目に梅入り焼酎のお湯割り。

 甲類焼酎の味しかしない。

 いったいどうすれば理想の焼酎梅入りお湯割りが出来るのか。

 麦焼酎は何が相応しいか。

 梅は何が相応しいか。

 お湯との割合はどうか。いっそのこと焼酎を湯煎したらどうか。

 新しいテーマができた。

 

 

 

 今、応様は、虹の橋のふもとで拙者を待っています。

 本日より綴るすべての文章は、応様に捧げられます。

 

 退院後、初めて行った最寄りのバーのオリジナルカクテル。

 この店では、季節のフルーツを使ったカクテルが美味しい。

 

 お好みのターキー8年を久しぶりに飲む。

 

 当初、ブログを始めた目的の一つにボケ防止があったので、くたばるまでボケたくないと思ってブログを復活する。

 

 

 去る7月22日、動物病院に見舞いに行ったときの応様の様子。

 保育器の中は、酸素吸入され、暖房も聞いている。しかしこの状態は人間でいえば集中治療室だ。

 

 呼びかければ応えてくれるし、きっと元気になってくれると思った。しかし飼い主の眼と獣医の眼は違う。

 どう転んでもおかしくない状態らしい。

 

 そして。

 

 今朝、予感があったし、心の中のどこかで覚悟をしようとする自分がいた。

 未明、何度も夢を見た。

 獣医さんから不在着信の電話やメールが入る夢である。

 そのたび飛び起きてケータイを確認するが。何も届いていない。

 応ちゃんはなだ生きている、と思うことができた。

 

 しかし9時ごろ、本当にじゅういさんから電話が入る。

 訃報だった。応ちゃんはよくがんばったが、とうとう力尽きたと。

 

 別れた妻、急逝した母、そして応ちゃん。

 神は何故拙者が愛する者を奪ってゆくのか。

 

 緑内障と老眼で活字を追いにくく、医者はサケをやめろと云い、応ちゃんはいなくなった。

 拙者の好きなモノはすべて失われた。

 

 このブログを続けるかどうかは未定。