なんだかものすげー旨そうなエドラダワーを伊勢丹で見つけて、高かったけど(\6900)つい買ってしまった。
エドラダワーは、その甘さ故、アイラの対極にあるかのようなモルトだと思う。
甘いサケは好みではないが、これだけは別だ。大好きである。
2006年蒸留、2014年瓶詰め。トスカナの樫の樽で8年寝かせたモノである。
46%。通常のオフィシャル10年が40%であることを思うと、やや強烈なエドラダワーという印象である。
価格は、希少価値の高さ故か。
12年、15年、18年といった熟成年数が多いシングルモルトの中にあって、8年は比較的若い樽出しで、若干の強烈さはアルコール度数だけによるものではないと思う。
エドラダワーを飲むときには、ピットロホリーの風景と空気を思い出す。
エドラダワー。スコットランド最小の蒸留所である。生産量も出荷量もそう多くはないだろう。
ハイランドの片隅で蒸留されたサケが、極東の島国の地方都市で味わえるのである。
蒸留されたサケも偉大な奇跡だが、物流の力も偉大な奇跡だ。
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