こんにちは、助産院LunaLunaの山西です
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今日は、乳腺炎になると、どうなる?ということについて![ひらめき電球](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
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1.乳腺炎の対処
2.抗生剤が必要な時
3.熱が出た後の経過
について、お話します。
乳腺炎の原因としては
・授乳間隔が空いてきた時(5〜6時間など)
・いつも同じ方向から飲ませていて、飲み残しがある時
・いつもより、油っぽいもの(揚げ物やバター、生クリームなど)や甘いもの、お肉類を多く食べていた
・乳首にトラブルがあった(傷や白斑など)
・赤ちゃんが吸わないで寝てしまう
などがあります![ひらめき電球](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
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1.乳腺炎の対処
症状としては
・寒気、震え
・倦怠感
・38℃以上の発熱(40℃まで達することも)
・頭痛
・関節痛
・しこりや発赤部分の痛み
・母乳の出が悪くなる
・赤ちゃんが母乳を飲むのを嫌がる事がある
・出てくる母乳がドロっとしている、黄色や黄緑の母乳が出る
などなど。
38度以上のお熱が出たら
まずは
こまめに授乳をする
痛い部分、しこりや赤みのある部分に、赤ちゃんの顎が当たる様に、授乳姿勢が変えられると良いです。
上側の場合は、四つん這い授乳をして顎が当たる場所を調整することもあります![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
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赤ちゃんが飲んでくれない時や、乳頭の痛みがひどい場合は、搾乳をしてあげるなどして、とにかく出してあげる事です![ひらめき電球](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
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しこりや発赤部分は、優しく冷やす
これは、水で絞ったタオルや冷えピタ、冷凍されてない保冷剤、
ジャガイモ湿布
などで優しく冷やします。
この時、乳頭と乳輪部分は冷やさないように気をつけます。
熱が出ているので、水分も、こまめに摂ってあげてくださいね^^
あまりに痛い時は
鎮痛薬(カロナールやロキソニン、イブプロフェン)
が、お熱も下げてくれる効果もあるので、飲んでもOKなお薬です。
母乳への移行は非常に少ないとされ、産院でも、産後に出されていますよね![ひらめき電球](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
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そして二つ目の
2.抗生剤が必要な時
熱の経過は
一晩経って、熱が下がっているか?
が大事なポイントになりますが
一晩経って、熱が微熱や36℃台まで下がっていれば
直ちに抗生剤を服用しなくても、引き続きの授乳や、母乳マッサージで改善していくことが多いです。
ですが、一晩経っても、熱が下がらない場合や
赤みの範囲や痛みが増しているなどの場合は、
細菌感染の可能性があるので
産院や病院で抗生剤の処方が望ましいです。
乳腺炎にも段階があって、
うっ滞性乳腺炎
溜まっている部分の組織が炎症を起こし発熱
熱は微熱〜38.5℃いくかいかないかというぐらい
抗生剤は不要
↓
細菌感染
うっ滞性乳腺炎が進行したり、乳首の傷などから細菌が感染した場合
熱が38.5〜39℃を超える
インフルエンザの様な症状(寒気、関節痛)
抗生剤が必要
↓
膿みの形成
熱が下がっているが、発赤部分がかなり硬い
切開が必要な段階
と段階を経ていきます。
3.熱が下がった後の経過
しこりがしばらく硬く残ります。
炎症を一度起こして、組織が硬くなっているので、その部分が当たったりすると痛いですが、
しこりは数日〜、長いと2週間近く残っていることも。
その間に、少しずつしこりは縮小していく形です。
熱がピークに達している時は、炎症が強く出ている時なので、母乳マッサージがあまり出来ない事もあります。
熱が一晩経って下がるかをみて、
抗生剤が必要な場合は、抗生剤をもらってから、母乳マッサージをゆっくり受ける事が可能です。
逆に予防としては
原因と反対の事をしてあげると良いのです![ひらめき電球](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
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・あまり間隔を空けない様に授乳をする
・暴飲暴食を避ける、食べた時はしっかり授乳して出し切る
・色々な方向から飲ませられる様にする
などなど、、
急に熱を出したり、不安になるかと思いますが
症状が出ましたら、ご相談くださいね![お月様](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/171.gif)
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