乳腺炎の時、どうしたらいい? | ママに優しい母乳ケア・育児相談♡助産院LunaLuna♡平塚・伊勢原・秦野・茅ヶ崎・寒川

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こんにちは、助産院LunaLunaの山西です

お月様


今日は、乳腺炎になると、どうなる?ということについてひらめき電球


1.乳腺炎の対処
2.抗生剤が必要な時
3.熱が出た後の経過

について、お話します。



乳腺炎の原因としては

・授乳間隔が空いてきた時(5〜6時間など)
・いつも同じ方向から飲ませていて、飲み残しがある時
・いつもより、油っぽいもの(揚げ物やバター、生クリームなど)や甘いもの、お肉類を多く食べていた
・乳首にトラブルがあった(傷や白斑など)
・赤ちゃんが吸わないで寝てしまう

などがありますひらめき電球



1.乳腺炎の対処

症状としては
・寒気、震え
・倦怠感
・38℃以上の発熱(40℃まで達することも)
・頭痛
・関節痛
・しこりや発赤部分の痛み
・母乳の出が悪くなる
・赤ちゃんが母乳を飲むのを嫌がる事がある
・出てくる母乳がドロっとしている、黄色や黄緑の母乳が出る


などなど。

38度以上のお熱が出たら

まずは

こまめに授乳をする

痛い部分、しこりや赤みのある部分に、赤ちゃんの顎が当たる様に、授乳姿勢が変えられると良いです。

上側の場合は、四つん這い授乳をして顎が当たる場所を調整することもありますびっくり




赤ちゃんが飲んでくれない時や、乳頭の痛みがひどい場合は、搾乳をしてあげるなどして、とにかく出してあげる事ですひらめき電球



しこりや発赤部分は、優しく冷やす

これは、水で絞ったタオルや冷えピタ、冷凍されてない保冷剤、
ジャガイモ湿布
などで優しく冷やします。



この時、乳頭と乳輪部分は冷やさないように気をつけます。

熱が出ているので、水分も、こまめに摂ってあげてくださいね^^

あまりに痛い時は
鎮痛薬(カロナールやロキソニン、イブプロフェン)
が、お熱も下げてくれる効果もあるので、飲んでもOKなお薬です。
母乳への移行は非常に少ないとされ、産院でも、産後に出されていますよねひらめき電球


そして二つ目の


2.抗生剤が必要な時


熱の経過は
一晩経って、熱が下がっているか?
が大事なポイントになりますが


一晩経って、熱が微熱や36℃台まで下がっていれば
直ちに抗生剤を服用しなくても、引き続きの授乳や、母乳マッサージで改善していくことが多いです。


ですが、一晩経っても、熱が下がらない場合や
赤みの範囲や痛みが増しているなどの場合は、
細菌感染の可能性があるので
産院や病院で抗生剤の処方が望ましいです。




乳腺炎にも段階があって、

うっ滞性乳腺炎
溜まっている部分の組織が炎症を起こし発熱
熱は微熱〜38.5℃いくかいかないかというぐらい
抗生剤は不要
細菌感染
うっ滞性乳腺炎が進行したり、乳首の傷などから細菌が感染した場合
熱が38.5〜39℃を超える
インフルエンザの様な症状(寒気、関節痛)
抗生剤が必要
膿みの形成
熱が下がっているが、発赤部分がかなり硬い
切開が必要な段階


と段階を経ていきます。



3.熱が下がった後の経過


しこりがしばらく硬く残ります。

炎症を一度起こして、組織が硬くなっているので、その部分が当たったりすると痛いですが、

しこりは数日〜、長いと2週間近く残っていることも。

その間に、少しずつしこりは縮小していく形です


熱がピークに達している時は、炎症が強く出ている時なので、母乳マッサージがあまり出来ない事もあります。

熱が一晩経って下がるかをみて、
抗生剤が必要な場合は、抗生剤をもらってから、母乳マッサージをゆっくり受ける事が可能です。




逆に予防としては
原因と反対の事をしてあげると良いのですひらめき電球

・あまり間隔を空けない様に授乳をする
・暴飲暴食を避ける、食べた時はしっかり授乳して出し切る
・色々な方向から飲ませられる様にする
などなど、、



急に熱を出したり、不安になるかと思いますが
症状が出ましたら、ご相談くださいねお月様



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