こんにちは、助産院LunaLunaの山西です
今日は、食事を意識したら、母乳が増えた!
という嬉しいご報告を紹介していきます
母乳が、なかなか出ないというお悩みについて。
授乳の頻度や間隔、
赤ちゃんの吸い方など色々な角度から、母乳分泌の妨げになっているものを判断しますが
その中で、食事も、母乳を順調に出していくために、とても大切な要素になってきます
なので、普段、そして今、どんな食事をとっていますか?
と、食事状況を聞かせてもらっています。
最近、母乳が少ないというお悩みが続いていたので
聞かせてもらうと、こんな共通点がありました。
朝ごはんを食べてない(食事回数が1日2食)
主食が、ご飯よりパンが多い
麺類が多い
野菜は食べるが、サラダ(生野菜)が多い
実は、こちらの食事スタイルでは、母乳が増えにくいのです
1日3食食べること
ママの生命維持+母乳に必要なエネルギーが必要なので、
食事回数が少なかったり、そもそもの摂取量が少ないと、母乳を作るまでに必要なエネルギーが不足してしまいますね
ご飯(お米)をしっかり食べること
パンは美味しいですよね!私も、好きです
でも、腹持ちしないですよね。
お米は、腹持ちが良く、パンよりも、しっかりとしたエネルギー源になります
おにぎりは、海苔のミネラル成分も入り、中に昆布や鮭など、おかずも入るし、最高のアイテムです
豆類(小豆、大豆:お味噌など)をとること
今回は、特に小豆(あずき)を良くとるようにお伝えしていました
あずきは、あんことか、お赤飯など、色々使われますね
あずきには、鉄分も豊富に含まれているので、母乳(元は血液)の増加につながります。
また、利尿作用や、血液の浄化作用にも優れているので、浮腫の改善や、乳腺炎の予防にも、オススメです
お味噌や、豆腐なども、身体を温めて、血流を良くし、イソフラボンや豊富なタンパク質が、母乳生成を助けてくれます
豆腐で私がいつもオススメしているのは、しじみ40個分の鉄分が含まれているという、高野豆腐です
野菜は、根菜をとること
サラダの生野菜は、身体を冷やしがちです。
夏に、トマトやキュウリで、身体の水分排泄を促し、熱を取ることは大切なのですが
母乳は、身体が温まり、血流が良くなっていることが大事
母乳の元は血液。
血液をたくさん出すときは、身体が冷えやすくなります。
なるべく、人参や大根、ゴボウなどなど
根のものを摂って、温めて血流を良くするのが良いです
根菜類は繊維もたくさん含まれてるので、便秘にも効果的ですよね♪
筑前煮など、煮物をたくさん作って、冷凍しておくのも良いですね
この提案をさせていただいて、1週間後にお会いしたら、、
母乳が、増えていました
シャーシャーと、出ておりました
授乳の時に、赤ちゃんも、ゴクっと飲んでる音が
ママさんからも、
「食事でこんなに変わるんだ〜」と
シンプルな事ですが、とっても大切な基本の食事です
健康にも良いですしね
たくさん出てくるようになってきて、良かったです
でも、母乳は、たくさん出れば良いってものではないです。
食べたものが血肉になるのであれば、
食べたものが母乳になる。
どんな母乳を、お子さんにあげたいですか
赤ちゃんも、お母さんの食べたものを、母乳を通して、いただいてます
身体を作ってくれている日々の食事
ぜひ、家族の健康のために、意識してみると、変わってきますよ