父は2024年4月10日に永眠しました。
ブログ公開はゆっくりですが、ブログ記事はなるべくリアルタイムで綴ってきました。
父の頑張りや思い出の記録とともに、
その時の素直な想いをここに書く事で自分の中の気持ちや考えをまとめ、心を落ち着けていました。
父が居なくなって少しの間は、書く気が起きずにいました。少し間が空いて気持ちも落ち着いたので、振り返っていきます。
このブログ記事は4月28日に書いています。
2023年5月15日に
食道胃接合部癌のステージ3と診断された
父(当時66歳)の闘病の様子を
娘目線で綴っていきます。
私の弟たち
弟(長男)→実家暮らし。標準治療反対派で、父の治療には一切関わらないと宣言。
弟(次男)→県外住み。父の選んだ治療に賛成というスタンス。
弟(末っ子)→県内住み。三男。歳の離れた弟。とても頼りになる。父の通院の付き添いなど全て請け負ってくれている。
4月11日
私たちは朝から家中に掃除機をかけたり、散らばったものを隠したりまとめたり、朝からバッタバタでした。
実家が相変わらず散らかってたんですけど、次男の配偶者家族が来てくれるという事で、
それなりには片付けておかなきゃ‼️💦となったんです。
私と次男が掃除に追われてる間、長男は溜まりに溜まったゴミ出しと鶏の世話、末っ子は朝からATMへ直行していました。父の通帳が凍結する前に引き出ししなきゃ!と動いてくれてました。
それからひと段落着いて、棺に入れる父の服を用意しました。前日に父の私服は選んだんですが、当日になって次男と末っ子が、
「作業着も入れなきゃでしょ。」
「あれがおとんのメインファッションやん。」
と言い出しました。
え。向こうでもまだ、畑耕せってか?笑
お花は、庭の桜の枝を長男が切ってくれて、私は菜の花を摘みました。
ただ、どちらも花びらが散る!すんごく散るんですよ
見慣れた家の花の方が父は喜んでくれるとは思うんだけど、摘むそばから風に乗って飛んでいく花びらを見て、庭の花よりお店で沢山お花を買って持っていく方がいいなと判断しました。
そして、どっっっこにも切花が売ってなくて本当に困る事になるんですけどね
駆けずり回った結果買えたのは、チューリップ3本のミニブーケだけでした
お花はどうにもならなかったけど、
食べ物は色々買いました。
葬儀会社のスタッフさんから
「○○さんが、ご両親とお兄さんのところに行く時に着る服と、食べる物を用意してあげてね。」
と言われていたので、
末っ子が
「おばあちゃんがコレ好きやったけん、お土産にオトンに持たそうや(笑)」
と、雪の宿というお煎餅をカゴに入れました。
私も次男も思わず笑ってしまいました。
お土産って(笑)
でも、ナイスアイデア!採用!!
あとは、握り寿司と巻き寿司と、唐揚げ、野菜の天ぷら、かりんとう、おはぎ、栗しぐれの代わりに京桃山(これ、父も祖母も私たち姉弟もみんな好き)
なんか、お菓子が多くなったのがちょっと意外
そして、忘れちゃダメなのがお酒🍶
癌が見つかるまではお酒を飲むのが日課だった父。スーパードライかハイボールを入れてあげたかったけど、缶はダメなので鬼ころしの小さいパックを買いました。