2023年5月15日に
食道胃接合部癌のステージ3と診断された
父(当時66歳)の闘病の様子を
娘目線で綴っていきます。
私の弟たち
弟(長男)→実家暮らし。標準治療反対派で、父の治療には一切関わらないと宣言。
弟(次男)→県外住み。父の選んだ治療に賛成というスタンス。
弟(末っ子)→県内住み。三男。歳の離れた弟。とても頼りになる。父の通院の付き添いなど全て請け負ってくれている。
もともと、春休みの帰省は、
3月31日にお祝い事があったばかりの友達と会う予定にしていました。
お祝い持って行って、その日は友達と過ごして、夕方に実家に帰って4月4日まで実家で過ごすつもりでした。
父が緩和ケア病院に入院しても、3月31日の予定は変えず、友達と会うことにしてました。
長男には、「どっちがメインなん?お父さんは友達のついでみたいやん。」と言われたけど、元々の予定がそうだったんだもん
長男はほぼ毎日、父の元に通っていて、
「普段はベッドで寝て、ベッドから車椅子に乗り換えて移動するんやど、トイレとかなるべく歩いて移動してるよ。お父さん頑張ってる。」
「面会15分ってルールであるけど、医者にはごゆっくりと言われたし、1時間半くらい過ごしたよ。」
など、父の様子や病院内の事など教えてくれていました。
3月28日
父が入院してから初めて電話をかけました。
4月1日に行くからね〜という連絡のためです。
父の声は気怠げ。
電話口からは長男の声もしました。
日程を伝えたらすぐに
「もうきるで。」
とダルーとした声があり、通話を終了しました。
しんどかったのか、眠かったのかな?
その晩、長男から、家族のLINEグループに
「お父さんは逆流性食道炎があるから、痛み止めは、口からじゃなく腹から入れる事になった。
食事はほぼ摂れてないけど、点滴はしてない。体が浮腫んだりして、しんどくなるからって言われた。」
と連絡をもらいました。
衝撃でした。
だって、まだ入院2日目だよ。