2023年5月15日に
食道胃接合部癌のステージ3と診断された
父(当時66歳)の闘病の様子を
娘目線で綴っていきます。
私の弟たち
弟(長男)→実家暮らし。標準治療反対派で、父の治療には一切関わらないと宣言。
弟(次男)→県外住み。父の選んだ治療に賛成というスタンス。
弟(末っ子)→県内住み。三男。歳の離れた弟。とても頼りになる。父の通院の付き添いなど全て請け負ってくれている。
3月26日
予定通り、父は緩和ケア病院に入院しました。
付き添った長男から電話をもらって、
どんな様子だったか教えてくれました。
初日は大部屋、翌日からは個室で過ごすそうです。
痛み止めの薬は、
4段階ある中で、これまでは在宅医から1から1.5くらいの薬を処方してもらっていたけど、これからは3になると説明を受けたと言っていました。
長男「ずっと体の痛みに耐えていたから、これで楽になるんちゃうか。
病院の先生に、余命がどのくらいか聞いても答えてくれなかったけど、もう長くないと思う。
多分、ねーちゃんは今月末がお父さんと会う最後の機会になるんちゃう?」
私「え?私、夏休みにも帰るけど。」
長男「夏休みまでもたんと思うで。」
そんなに?
そんなに良くないん?
前回会ってからまだ1ヶ月しか経ってないんだけど
立ち上がるにも難儀してると聞いたけど、全然実感がない。
まだ受け入れられてない。現実味がない。
今、どんな様子なんだろ。
電話での声でなんとなくわかるはずなんだけど、わからないし、わかりたくない。頭も心も拒否してる。