2023年5月15日に
食道胃接合部癌のステージ3と診断された
父(当時66歳)の闘病の様子を
娘目線で綴っていきます。
私の弟たち
弟(長男)→実家暮らし。標準治療反対派で、父の治療には一切関わらないと宣言。
弟(次男)→県外住み。父の選んだ治療に賛成というスタンス。
弟(末っ子)→県内住み。三男。歳の離れた弟。とても頼りになる。父の通院の付き添いなど全て請け負ってくれている。
長男のLINEを見て、電話をかけました。
私「食事取れてないって、どのくらい?具体的にどれくらい?」
長男「1割とか。もう本当に全然やで。」
私「それで、お医者さんからは今も(余命は)はっきり言われてないん?」
長男「うん。医者には、はっきり言われてない。
お父さん自身は、今日会ってた時に、あと1ヶ月くらいかなぁって言ってたけど、食べれてないけん、俺はそんなに生きられないと思う。」
長男に、毎日のお見舞いと、その様子の報告のお礼を言って、通話を終えました。
そのあとはもうずっと、ソワソワして体も震えて不安な気持ちに襲われました。
こんな時に夫は仕事で3泊も不在。
息子に甘えるわけにはいかないので、就寝時間まで堪えて、
息子に「おやすみ」を言って自室に入るのを見送ったあと、ネットで検索をかけまくりました。
そして辿り着いたのは、
緩和ケア医さんのブログでした。
もう、父に残された時間は僅かなんだと思うと、最初は漠然とした恐怖とか不安とかに包まれていました。でも、少し情報が得られて先が見えると、覚悟をしなくちゃいけないな、と感じつつも落ち着いてきました。
と言いつつも、このブログを書きながら涙を堪えています。(公開はゆっくりですが、3/29にブログを書いてます。)
焦る気持ちはあります。
一刻も早く父の元に行きたい!でも、31日まであと2日なので、我慢します。今は夫が不在だし、ルナを置いて行けないので。
31日に友達と会う予定にしてましたが、時間をずらしてもらおうと決めました。
とにかく、父の顔が見たい。声が聞きたい。くだらない話がしたい。
多分、この帰省が父に会う最後の機会になる。
その心づもりで後悔しないようにしたいです。