こんにちは😃
小坂 くみこです。
今日は学習会に参加してきました。
演題は、徳成寺 大山健児ご住職による「仏教と医療の接点 自然の生・活・死」でした。
大切な人を失った悲しみは、蝉の幼虫が脱皮するように、自分の生きる世界が一変し、より広い開かれた世界を生きる扉となる。
自分の身体は借り物でありいつかはお返しするものである。そう捉えると「死」は苦しいものではなくなる。
ひとつひとつのお話がとても心に響いてきました。
しっかりとした宗教観、死生観を持つことは大切であると感じると同時に、それに加えて春風のように、ただやさしくやさしく寄り添ってもらえる存在も必要だなぁと感じました。
旅立つ人の全人生を残る人に引き受けていただくのが「葬儀」であるとご住職はおっしゃられていました。
看取り学と少し似ていますね。
旅立つ方の命のエネルギーを残される人がしっかりと受け取るのが看取り。葬儀の時にも命のバトンは続いているのですね。
質疑応答では、実際に現場に立たれている方々からの積極的な質問や感想が出て、とても有意義でした。
たとえかける言葉が無くとも、ただ静かに側に寄り添うことに意味がある。
当サロンでは温かな看取りのための講座を随時開催しています。看取り学
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