5月4日に読み始めた「春と修羅 第二集」を読み終わりました。
「春と修羅」の感想でも書きましたが、どうも内容が頭に入ってきません。「春と修羅」の時よりは集中して読んだつもりなのですが...。
表現は違うのですが、だいたい寒村の情景といった感じなので、私にはおそらくそこにあるであろう「機微」というものをあまり感じ取ることができず、ほぼ同じもののように受け止めてしまうのでした。
よかったところもあります。
ここ数ヶ月体調不良が続いているので、「三七四 河原坊」の「めさめることもあらうし そのまゝ死ぬこともあらう」を読んだときは、同じようなことを考えながら眠りについてるなぁ、と思いました。
もうひとつ。「三八四 告別」の「すべての才や力や材といふものは ひとにとゞまるものでない ひとさへひとにとゞまらぬ」の部分が好きでした。
この詩は誰に呼びかけているものなのでしょう?後半に「弟子」と出てきます。
よかったとかではないのですが、「アレニウス」に反応してしまいました。「宇宙の始まり」を書いたアレニウスでしょうか?
「宇宙の始まり」は100冊読書で読みました!
近いうちに「春と修羅 第三集」に突入したいと思います。はたして、私の詩を読むスキルは向上するのか!?
ところで、この「春と修羅」を読むきっかけになった「蜜蜂と遠雷」の著者、恩田陸さんて、女性だったんですね!ずっと男性だと思っていました^^;
恩田陸さんの作品は「蜜蜂と遠雷」しか読んでいませんが、「夜のピクニック」は映画で観ました。ずいぶん昔のことです。
『100冊読書』宣言