アミューズソフトエンタテインメント
リベリオン -反逆者-  (2002)


出演 クリスチャン・ベイル (ジョン・プレストン)

    エミリー・ワトソン (メアリー・オブライエン)

    テイ・ディグス (ブラント)

    アンガス・マクファーデン (デュポン副総裁)

    ショーン・ビーン (パートリッジ)

    ウィリアム・フィッチナー(ユルゲン)

    ショーン・パートウィー (ファザー)

    デヴィッド・ヘミングス (ファーザー代理人)

    マシュー・ハーバー (ロビー・プレストン)


監督 カート・ウィマー


製作 ヤン・デ・ポン



【ストーリー】

第3次世界大戦後、生き残った指導者たちは、第4次世界大戦が起こることを恐れ、

戦争勃発の要因となる人間のあらゆる感情を抑止する薬プロジウムを開発。

これを国民に毎日投薬することを義務づけ、徹底した管理国家体制を敷いた。

投薬を拒否し、感情を高ぶらせる書物や音楽、芸術品などを隠し持ったり、

プロジウムの工場をおそったりする反乱者は、ネイダーと呼ばれる区画に隠れ住んでいたが、

クラリック(聖職者)の称号を持つプレストンを中心とした警察に厳しく処罰される。

銃を用いた武道ガン=カタの達人でもあるプレストンは、冷徹に任務を遂行する非情の殺人マシンだった。

だがある日、誤ってプロジウムの瓶を割ってしまった彼は、

仕方なく薬を投与しないまま仕事を続けてしまう…。



【感想】

チャプターを見たところ「華氏451度」と書かれているところがあり、

あれ?これレイ・ブラッドベリの「華氏451度」と々じゃん~と思った。

内容も似たようなもの。

ブラッドベリを読んでいたのは、中学生時代なので、内容はほとんど覚えていないのだが、

書物を燃やす仕事をしている警察官みたいな人が主人公だった。

紙の燃焼点(引火点)が華氏451度(摂氏では233度)。

(日本が採用している温度の表示は摂氏なので、ちょっと聞かない言葉だが・・)

隠し持たれている本を燃やすのだが、ある親子に出会って、自分の仕事に疑問を持つようになる

という話しだったが・・・


今回の「リベリオン」は、薬により感情を抑制しているファーザーによる独裁国家。

色は白と黒しかないようなモノクロの世界。つまり色は感情を刺激するということらしい。

薬を摂取せずにいれば、感情を抑制できなくなる。

主人公、優秀なクラリックであるプレストンは、うっかり薬瓶を落として投薬しなかった。

その日に反逆者のアジトで見た品々と、ベートーベンのレコードを聴き、

感情を持ってしまう。


『従来のガン・プレイに東洋武術の“型”を取り入れ、

より合理的な戦闘スタイルとしてカート・ウィマー監督自ら考案した<ガン=カタ(GUN-KATA)>を

フィーチャーしたSF近未来サスペンス・アクション。』ということである。

これが売りらしく、特典映像には、何度かあった主人公のガンーカタによる戦闘シーンの

特集が入っていた。

これは「マトリックス」ほど無理がないようで、あるような戦闘(笑

クラリックの戦闘着が黒いロングジャケット?なために、「マトリックス」のネオにそっくり。

ちょっとパクリ?という感が・・・(苦笑


クリスチャン・ベイルは、「バットマン ビギンズ」と「マニシスト」しか見ていないのだが、

普段の顔は細面? バットマンのときのほうが、全体的にがっしりした肉付きだったが、

この映画ではスマート。さすがにマニシストほどじゃないが・・・・当たり前(笑

私としては、バットマンのときのほうがいいなぁと思うのだが、みなさんはいかがですか?



【俳優・スタッフ紹介】

クリスチャン・ベイルは、「アメリカン・サイコ」「コレリ大尉のマンドリン」「マニシスト

バットマン ビキンズ


エミリー・ワトソンは、「レッド・ドラゴン」「ティム・バートンのコープズプライド(声の出演)」


製作のヤン・デ・ポンは、「スピード 」「ツイスター」「スピード2」「トゥームレイダー2 」で監督をしている。

撮影では、かなりの数の映画に携わっている。



お勧め度 ★★★☆☆

リベリオン 反逆者
¥500
株式会社レントラックジャパン