20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
スピード (1994)


出演 キアヌ・リーヴス (ジャック・トラヴェン)
    デニス・ホッパー (ハワード・ペイン)
    サンドラ・ブロック (アニー・ポーター)
    ジョー・モートン (ハーブ・マクマホン)
    ジェフ・ダニエルズ (ハロルド・テンプル)
    アラン・ヤン・デ・ボンラック (スティーヴンス )
    グレン・プラマー
    リチャード・ラインバック


監督 ヤン・デ・ボン



【ストーリー】

高層ビルのエレベータに爆弾が仕掛けられた。

ロス警察のジャックとハリーの活躍により、エレベータに取り残された13人の人質も

無事に解放された。

しかし、死んだと思われていた犯人が、バスに爆弾をしかけたとジャックに連絡してくる。

時速50キロを下回ると自動的にバスは爆発。乗客を降ろしても爆発。

ジャックはバスに乗り込み、解決の糸口を探すのだった。



【感想】

これも随分前に録画して、そのまま放置しっぱなしのビデオ・・・DVDじゃなくビデオ・・かなり

前に録画したのが分かると思う(苦笑


ネタバレあり

12年前の映画ということで、キアヌが若い!まだまだ青い!というくらい。

ジャックという役柄も思い込むと「突っ走る」タイプぽくて、キアヌの「若さ」とイメージがぴったり。

相棒のハリーには「いつもツキがあると思うな」「オレがいつもそばにいるとは思うな」

と言われているくらい。

私が今まで見たキアヌは、「マトリックス」「コンスタンティン」「ギフト」なのだが、

全くイメージが違った。

ネオやコンスタンティンのような「冷静さ」のようなものがない(笑

正義感や情熱は人一倍っぽいが。


デニス・ホッパーは、顔だけ見れば見た目は紳士っぽいのだが、実際は犯人。

エレベータ爆破の計画に2年もかけたのに、ジャックに阻止されて恨み、

次はバス爆破を計画。

こんなに簡単に次の計画を実行できるのなら、2年も時間かけることないじゃないかぁ!

という気はした(笑

またお金目当ての犯行だというわりには、なんかあまりギラついたところがない。

現実味がないのかな?


サンドラ・ブロックは、名前だけは聞いたことがあるのに実際出演している映画は

見ていない。

レンタルしたDVDに「デンジャラス・ビューティ」のCMが入っていたのだが、

男勝りで色気なんて全くないFBI捜査官の話だそうで、気の強いタイプの役がおおいのかな?と

思った。

この映画でもまさにそんな感じで、運転が大好きだがスピード違反で免停中。

たまたまバスに乗っていたために、運転することになり暴走させることになってしまった女性の役。
あまり好きなタイプの女優さんではないな・・・


実際この映画、現実味はあまりない。

爆弾魔に脅迫され、暴走するバスという着想は面白いのだが・・・

人質の命がかかっているのに報道しつづけ犯人に情報を送るようなマネをするテレビ局、

犯人の背景のあやふやさ、バスを運転し続ける普通免許しかなさそうな女性。

そんなことから、現実味のなさを感じてしまうのかもしれない。

まぁ「娯楽」としてみれば、十分楽しめるので、ちょっとくらいの「?」は目を瞑りましょう(笑



【俳優・監督紹介】

キアヌ・リーブスは、こちら


デニス・ホッパーは、「イージーライダー」「ランド・オブ・ザ・デッド


サンドラ・ブロックは、「デモリッションマン」「ビューティ・デインジャラス」「表決のとき」「スピード2」


ヤン・デ・ボン監督は、

「クジョー」「ナイルの宝石」「ダイ・ハード」「ブラックレイン」「氷の微笑 」「レッド・オクトーバーを追え」

「リーサルウェポン3」では、撮影。

「ツイスター」「スピード2」「トゥームレイダー2 」は、監督。

マイノリティ・リポート 」は、製作。



お勧め度 ★★★★☆