”【介護】突然その日がやってきた 6・・・(義両親を見送る)” | つれづれなるままに… ~第12章~

つれづれなるままに… ~第12章~

『日々の生活の中で感じたこと』を、ゆったりまったりと書き綴っていきたいと思います。2023.12.1

今日も、

私のブログを見に来てくださり、

ありがとうございます。

 

48時間の間で

主人の両親を亡くしました。

(1/31朝義母、2/1夜義父)

 

 

今日は『納棺』の話をしたいと思います。

 

*納棺とは

納棺は、通夜の前までに故人のご遺体を清め、あの世への旅立ちに向けた支度を行い、副葬品といわれる死後の世界で過ごすための品や思い出の品とともに棺に納める儀式のことをいいます。

 

納棺の儀式は「末期(まつご)の水」に始まり、体を洗い清める「湯灌(ゆかん)」、遺体の顔を整える「死化粧」、旅のための衣装である「死装束」で身づくろいをし、故人の旅立ちに必要な副葬品を納めます。

 

義両親の場合は、亡くなった順に義母から「湯灌」→「死化粧」→「死装束」→「納棺」をおこないました。時間にして1時間くらいで、義母と義父の間の準備で30分くらい時間を取ってもらいました。


*「湯灌」とは

納棺の前に故人をお風呂に入れて清めること儀式です。故人の現世での疲れや汚れを洗い清めるという意味を持つそうです。


「死化粧」とは、故人が元気だったころの表情に近づけるよう、化粧を施すことを指します。顔ぞりなどの手入れをして、髪の毛を整え、ファンデーションやコンシーラー、チークや口紅などを使ってメイクします。ご遺体は乾燥しやすいので保湿も行います。

 

義父も化粧を施してもらいました。入れ歯を入れたら、ビックリするくらいダンディなお顔に。94歳には見えず、思わず「俳優さんみたい」と言ってしまいました。

 

「死装束」とは、亡くなった方に最後に着せる衣装です。一般的には葬儀社で準備した衣装を、スタッフが着せてくれます。仏式で行う場合は、上下白の着物タイプの衣装を着せ、笠や脚絆などの小道具をつけ旅支度を整えます。

 

遺体を棺に移し布団をかけます(納棺)。合わせて副葬品を棺の中に納めていきます。副葬品とは故人を弔うためにご遺体と一緒に棺に納める品物のことをいいます。死装束と合わせて身に着ける装身具や、思い出の品、生前に愛用していたものを副葬品として納めます。

 

義父:

好きだった食べ物の写真・鉛筆・メモ帳・たばこ・マッチ・のど飴を納めました。お酒は、口に浸してもらいました。

それから、義母が編んだカーディガン。私が洗濯して縮ませてしまいました。ごめんなさい。お義母さんの写真と一緒に向こうに行っても暖かくしてくださいとの気持ちを込めて。

 

義母:

好きだった食べ物の写真・お義父さんが書いたラブレターと一緒に撮った写真を納めました。

義母はおしゃれだったので、スカートとかいろいろ考えたのですが、布製品ばっかりになってしまったので、帽子とカーディガンを納めました。

 

副葬品として納めていいものと、納めていけないものがあるそうです。遺骨を損傷させる危険性があるものや、火葬炉の設備に影響を与えるものは副葬品として納めることができません。

 

自治体によって定められていることもありますので、副葬品を棺に納める場合は葬儀社のスタッフに確認しておくとよいです。

 

7年前実父が亡くなった時は、納棺のみでした。

 

夏場だったので、亡くなった翌日には棺に納めてもらい、そのまま葬儀の日まで6日間、自宅に安置されていました。https://ameblo.jp/luna19950423/entry-12185103149.html

 

「湯灌」「納棺」を終えて、久しぶりに義両親と対面しましたが、義母の方は、かなり目の周りがくぼんでしまって。綿を入れてもらい、少しはふっくらしましたが、入れ歯の調整ができていなかったので、顔はかなり老け込んでしまいました。

 

義父の方は、病院に救急搬送される前まで歯医者さんがついてくださって、しっかり入れ歯の調整ができていたので、人間「食べれるって大事だな」と思いました。

 

 

 

 

 

 

今日は、うちの子ども3人も立ち会ってくれました。

 

3人は、おじいちゃんおばあちゃんが亡くなって初めて会います。

 

離れて暮らしている長男も駆けつけてくれました。

 

長男は、おじいちゃんのお見舞いはできましたが、おばあちゃんには亡くなってからの対面になってしまいました。

 

小さい頃は、土曜日の夜は一緒にごはんを食べていました。

 

近くに住んでいるから、子守りをたくさんお願いしました。

 

だから、私はその恩返しをしなければいけないと「介護」をがんばってきました。

 

「まだまだお義父さんたちから学ぶことがたくさんあるのだ」と、お別れの時はこんなにも早く来るとは思っていず、今は力が抜けてしまっています。

 

「もう先が長くない」と知った時、私は病院や施設からの帰り道、どうやって家に帰ったらいいのかわからなくなって、途方に暮れてしまいました。あまりにも突然すぎて。

 

そして、全力疾走でがんばってきたものがプツンと終わってしまったので、勢いがつきすぎて、つんのめってしまいそうな感覚です。マラソンでもそうでしょ。ゴールに着いたら、その場で足を止めず、少し歩くように。今の私にはその感覚すら持ち合わせていないのです。

 

ただ、義両親の一番間近で生活を支えてきたので、しっかりと葬送まではがんばらなきゃいけないと思っています。

 

本来は、次男の嫁はそんなにしゃしゃり出ることないのでしょうけど、悔いのないように、見送りますっ!

 

 

▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう

あなたもスタンプをGETしよう

 

身近に双子ちゃんいる?

 

いません。